2022.05.16

ウォリアーズのスティーブ・カーHCが新型コロナのプロトコルから解放されて再合流

チームへ合流したカーHC[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 5月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルから解放され、チームへ合流した。

 カーHCはメンフィス・グリズリーズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦の2時間前に新型コロナの検査結果で陽性反応が出たため離脱。ウォリアーズはアソシエイトHCのマイク・ブラウンが指揮官を代行し、4勝2敗でシリーズを制した。

「マイクは見事だった。チームのスタッフ全員がすばらしかったね。マイクは複雑な位置にいるからね。彼はサクラメント(キングスのHC)として雇われたばかりだったから」。

 カーHCはブラウンHC代行の仕事ぶりを称賛し、離脱中のことをこう明かしていた。

「家で座って(試合を)観るのは簡単なことではなかった。でも症状は悪くなかった。自分が感染する番だったようなものさ。ここ数シーズン、このチームのコーチングスタッフやチームは誰かがどこかで感染していたからね。幸運なことに、悪くなることはなかった」。

 ウォリアーズは19日から始まるウェスタン・カンファレンス・ファイナルで、フェニックス・サンズを4勝3敗で下したダラス・マーベリックスと、NBAファイナルへの切符をかけて激突することとなる。

 レギュラーシーズンの直接対決で1勝3敗と負け越しているマブスには、ルカ・ドンチッチというスーパースターがいるだけに、ウォリアーズはシリーズ初戦に向けて入念な準備をしていくに違いない。