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佳境を迎えているNBAのポストシーズン。第7戦までもつれたイースタンカンファレンス・ファイナルは、接戦の末ボストン・セルティックスが敵地でマイアミ・ヒートを下し、2009-10シーズンぶりのNBAファイナル進出を決めた。
待ち構えるのは、圧倒的な強さでウェスタン・カンファレンスを勝ち上がったゴールデンステイト・ウォリアーズだ。ホームコートとなる『チェイス・センター』では、サンフランシスコの熱狂的なファンの後押しを受け、今シーズンプレーオフで無敗を貫いている。
『Barry’s Tickets』によると、ウォリアーズは2021-22シーズンにおいて、最もチケット価格の平均額が高い球団だという。その額は1枚589ドル(約7万5000円)となり、これはミネソタ・ティンバーウルブルの最安値の91ドル(約1万2000円)と比較して約6.5倍だ。
このような事実もあって、ウォリアーズはプレーオフで莫大なチケット収入を得ている。専門誌『The Athletic』のベイエリア版編集長、ティム・カワカミ氏によると、ウォリアーズはプレーオフのホームゲームにおいて、これまで総額7200万ドル(約91億円)の興行収入を記録しているという。
With 3 home games in each West round, the Warriors have grossed approximately $72 million box office. ($7M per game in 1st two rounds, $10M per this round.)
They're now guaranteed at least 2 Finals home games, when they're expected to gross $15M+ per game.
Total gross of $102M.
— Tim Kawakami (@timkawakami) May 27, 2022
その内訳は、ファーストラウンドとセミファイナルが1試合につき700万ドル(約9億円)、カンファレンスファイナルが1試合につき1000万ドル(約13億円)。そして、NBAファイナルでは2試合のホームゲームが確定しており、同シリーズの興行収入は1試合につき1500万ドル(約19億円)に跳ね上がることから、最低でもプレーオフで1億200万ドル(約130億円)の利益が見込まれることになる。
しかし、古豪復活となれば『TDガーデン』の群衆もウォリアーズに尋常ではないプレッシャーをかけるはずで、盤石のウォリアーズと言えどもスイープは困難なミッションだろう。ウォリアーズは、レギュラーシーズンの成績でセルティックスを上回っていることから、ファイナルでのホームコートアドバンテージを所有している。すなわち、もし仮にシリーズがゲーム7までもつれれば、ウォリアーズはさらに3000万ドル(約39億円)を加算することになる。
ウォリアーズの利益に驚愕している方も少なくないことだろう。だが、これでも同球団にとっては“トントン”の数字でしかない。ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンス、ドレイモンド・グリーンの今シーズンのサラリー合計は約1億4000万ドル(約180億円)。つまり、ファイナルがゲーム7まで進行したとしても、4選手の給料はプレーオフの興行収入でまかなえないのだ。
まさに、NBAがビッグビジネスの象徴であることを示すようなデータ。もしかすると、ウォリアーズの経理担当者は、電卓を叩きながらシリーズがもつれての優勝を望んでいるかもしれない。
文=Meiji
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