2022.07.21

今年の『ESPY』でカリーがベストNBAプレーヤー賞、ウォリアーズがベストチーム賞に選出

ベストNBAプレーヤー賞を手にしたカリー(中央)[写真]=Getty Images
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 7月21日(現地時間20日)。アメリカのスポーツ専門局『ESPN』によるアスリートたちやチームを表彰する『ESPY』がカリフォルニア州ハリウッドのドルビー・シアターで開催された。

 スポーツ界のアカデミー賞とも評されるこの一大イベントで、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーがホスト役を務めた。

 昨季ウォリアーズを4年ぶりのNBAチャンピオンへと導き、自身4度目の優勝を飾ったカリーは「レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)は、このアウォードショーのホストをしていた。2007年のNBAファイナルで(サンアントニオ・スパーズに)敗れたあとにね。だから、皆さんが思っているとおり、こっちの方(勝ってここにいる方)がずっと気分がいいよ」とジョークも飛ばしていた。

 この日発表された『ESPY』では、カリーを差し置いて大谷翔平(MLBロサンゼルス・エンジェルス)が男性スポーツ部門のベストアスリートに選ばれるなど、スポーツ全体、そして各スポーツにおいて選手やチームが表彰。

 ホスト役を務めたカリーは「BEST NBA PLAYER賞」に輝いたほか、昨年12月のニューヨーク・ニックス戦でレイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)が保持していたレギュラーシーズン最多3ポイント成功記録を塗り替えたことで「BEST RECORD-BREAKING PERFORMANCE賞」にも選ばれた。

今年の『ESPY』でベストチーム賞として表彰されたウォリアーズ[写真]=Getty Images

 また、今年1月に相次ぐ大ケガから約2年半ぶりに復帰したチームメートのクレイ・トンプソンが「BEST COMEBACK ATHLETE賞」、ウォリアーズが「BEST TEAM賞」を手にしている。

 昨季のカリーは16本の3ポイント成功を含む50得点と爆発してオールスターMVP、今年から新設された初代ウェスタン・カンファレンス・ファイナルMVP、そして自身初のファイナルMVPに4度目のチャンピオンという称号を手にしており、キャリア13シーズン目にして自己最高級のシーズンを送ったと言っていいはずだ。

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