2023.03.22
7月23日(現地時間22日)。ミネソタ・ティンバーウルブズはバスケットボール運営部代表のティム・コネリー、クリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)が同席し、カール・アンソニー・タウンズの会見を行なった。
2015年のドラフト1巡目全体1位でウルブズから指名されたタウンズは、15-16シーズンに新人王となり、18、19、22年にオールスターへ選出。昨季は74試合に出場して平均24.6得点9.8リバウンド3.6アシスト1.0スティール1.1ブロックをマーク。
持ち味の1つである3ポイントは成功率41.0パーセント(平均2.0本成功)を残し、2018年以来4年ぶり自身2度目のオールNBAサードチーム入りも果たし、プレーイン・トーナメントの末に自身2度目のプレーオフ出場も果たした。
在籍7シーズン目を終えた211センチ112キロのビッグマンは今夏、ウルブズと総額2億2400万ドル(約304億6400万円)というスーパーマックスの延長契約を締結。
「僕はここに住んでいるのが大好きなんだ。ここ(ウルブズ)にいることも大好きだ。ミネソタにいることすべてが大好きなのさ。だからこそ、僕はここでやり遂げたい」
この日の会見でそう語ったタウンズは「僕の夢はいつだってここで引退することであって、自分のNBAキャリアをウルフとして生きていくことなんだ。キャリアが進んでいき、新しい契約を結んだことで、このチームに起こる可能性を思うとすごくいい気分だね」と口にしていた。
ウルブズにはタウンズの周囲にアンソニー・エドワーズという平均20得点以上を叩き出すスコアラー、プレーメイカーのディアンジェロ・ラッセルがいるほか、今夏にはトレードで守護神ルディ・ゴベアが加入。さらに、今夏のフリーエージェント(FA)戦線でカイル・アンダーソン、ブリン・フォーブズ、オースティン・リバースというベテラン陣も獲得し、戦力アップに成功。
このチームが掲げるゴールはプレーオフに進出するだけでなく、ウェスタン・カンファレンスを勝ち上がって、NBAファイナルも制してミネソタへ初のチャンピオンシップをもたらすことにほかならない。
はたして、ウルブズの大黒柱タウンズはその高いゴールを達成することができるのか。険しい道のりではあるものの、ウルブズはフロントがタイトル獲得に向けて本気でチーム強化に取り組んでいるだけに、今季の戦いぶりは必見だ。
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