2023.03.09

ふくらはぎのケガで昨年11月末から欠場中のタウンズはウルブズの救世主となれるか?

タウンズはウルブズ在籍8年目のビッグマン[写真]=Getty Images
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 3月8日(現地時間7日、日付は以下同)を終えた時点で、ミネソタ・ティンバーウルブズはウェスタン・カンファレンス7位の34勝33敗。オールスターブレイク後も3勝3敗と、五分の戦績を残している。

 現在、チームはオールスターガードのアンソニー・エドワーズが平均24.7得点に5.9リバウンド4.5アシスト1.7スティールで引っ張っており、その周囲をルディ・ゴベアやジェイデン・マクダニエルズ、ジェイレン・ノーウェル、マイク・コンリー、ナズ・リードといった選手たちが支えている。

 2シーズン連続のプレーオフ進出を飾るためには、プレーイン・トーナメントを回避できる6位以内まで順位を上げたいところ。5位のダラス・マーベリックス、6位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(いずれも34勝32敗)とは0.5ゲーム差のため、白星を量産すれば十分可能性があるものの、8位のロサンゼルス・クリッパーズとはゲーム差なし、9位のロサンゼルス・レイカーズ(32勝34敗)が1.5ゲーム差まで迫ってきているというのが現状だ。

 そんなウルブズにとって気になるのはカール・アンソニー・タウンズの状況だろう。今シーズンも平均20.8得点8.2リバウンド5.3アシストを誇る211センチ112キロのビッグマンが戦列復帰となれば、大きな追い風となる可能性を秘めている。

 そのタウンズは、ふくらはぎのケガのため、昨年11月末から欠場しており、長期離脱を余儀なくされているのだが、現在は復帰に向けたリハビリの“最終段階”にあるという。

 ただ、8日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦前の段階で、クリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)は「彼は今いくつかバスケットボールに関する活動をしている。それは良いことだ」と口にするも、「まだ彼の(復帰に向けた)時間帯は定まっていない」と話していた。

 ウルブズのレギュラーシーズンは残り15試合。タウンズという頼れるビッグマンが復帰できれば、チームにとって大きな戦力となるだけに、今後の動向に注目していきたい。

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