2022.07.28

元スパーズACで名シューティングコーチのチップ・イングランドがサンダーのACへ

ベテランACのイングランドがサンダーへ[写真]=Getty Images
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 7月28日(現地時間27日)。オクラホマシティ・サンダーがNBAの名シューティングコーチと評されているチップ・イングランドをアシスタントコーチ(AC)として雇ったと『ESPN』が報じた。

 現在61歳のイングランドは、2003-04からデンバー・ナゲッツでAC兼育成コーチとして2シーズン、05-06から21-22までの17シーズンはサンアントニオ・スパーズでACを務めてきた。

 スパーズでは若手時代のカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)やトニー・パーカー(元スパーズほか)、デジャンテ・マレー(現アトランタ・ホークス)、さらにはベテランとして加入したリチャード・ジェファーソン(元ニュージャージー・ネッツほか)のシューティング向上に一役買った人物。

 ただ、リーグのACでも高額な契約を結ぶ1人として知られ、先日スパーズを退団しており、この度若手ぞろいのサンダーへ加入することに。

 昨季までの2シーズン、サンダーは勝率3割前後に終わっているものの、このチームにはシェイ・ギルジャス・アレクサンダージョシュ・ギディー、今年のドラフト1巡目全体2位指名のチェット・ホルムグレンといった魅力的な若手が在籍している。

 サンダーは一昨季にフィールドゴール成功率44.1パーセント、3ポイント成功率33.9パーセントでいずれもリーグ29位、昨季はフィールドゴール成功率43.0パーセント、3ポイント成功率32.3パーセントでいずれもリーグワーストだったことから、イングランドには彼らのシュート力向上を助けることが期待されている。

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