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『B MY HERO!』
スポーツにおいて最も重要なことは勝つことであり、それはNBAでも同様だ。現地メディアの「FADEAWAY WORLD」は、レギュラーシーズンで500試合以上(最低でも7シーズン以上)プレーしている選手のなかで、勝率の高い現役選手10名をランキング形式で紹介している。
レギュラーシーズンを高い勝率で終えることができれば、ホームコートアドバンテージの獲得により、優勝という最終目標へ向けてプレーオフでも有利に戦うことができる。ランキングには王朝を築いた選手たちや、強豪チームに重宝されるいぶし銀な選手など、バリエーション豊富な10人が顔をそろえた。
※所属チームは昨シーズンまでにプレーした全球団
1位:カワイ・レナード【74.5パーセント】(576試合/11シーズン)
所属チーム:サンアントニオ・スパーズ、トロント・ラプターズ、ロサンゼルス・クリッパーズ
2位:ダニー・グリーン【70.9パーセント】(819試合/13シーズン)
所属チーム:クリーブランド・キャバリアーズ、スパーズ、ラプターズ、ロサンゼルス・レイカーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
3位:クレイ・トンプソン【69.4パーセント】(647試合/11シーズン)
所属チーム:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
4位:ドレイモンド・グリーン【68.6パーセント】(685試合/10シーズン)
所属チーム:ウォリアーズ
5位:ステフィン・カリー【66.0パーセント】(826試合/13シーズン)
所属チーム:ウォリアーズ
6位:レブロン・ジェームズ【65.4パーセント】(1366試合/19シーズン)
所属チーム:キャブズ、マイアミ・ヒート、レイカーズ
7位:サージ・イバカ【65.3パーセント】(903試合/13シーズン)
所属チーム:オクラホマシティ・サンダー、オーランド・マジック、ラプターズ、クリッパーズ、ミルウォーキー・バックス
8位:クリス・ポール【65.0パーセント】(1155試合/17シーズン)
所属チーム:ニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツ、サンダー、フェニックス・サンズ
9位:ジェームズ・ハーデン【65.0パーセント】(942試合/13シーズン)
所属チーム:サンダー、ロケッツ、ブルックリン・ネッツ、シクサーズ
10位:ジョージ・ヒル(バックス)【63.6パーセント】(869試合/14シーズン)
所属チーム:スパーズ、インディアナ・ペイサーズ、ユタ・ジャズ、サクラメント・キングス、キャブズ、バックス、サンダー、シクサーズ
すべての選手がNBAで10シーズン以上のキャリアを持つベテラン選手となったが、その中でも首位に立ったのはレナードだ。ルーキーイヤーからティム・ダンカンらを中心とした常勝軍団のスパーズでプレーすると、選手として頭角を現し、2014年にはリーグ制覇も経験。さらに、移籍先のラプターズを優勝に導くなど、常に所属チームを優勝候補クラスの強豪へと押し上げてきた。ケガなどの長期離脱もあり、出場試合数はトップ10の中で最少となったが、勝率は驚異の74.5パーセントを誇る。
見事2位に輝いたダニー・グリーンも勝率7割超えを達成した。ディフェンス力にも定評があり、強豪チームから重宝されるベテランシューターは、1位のレナードと長くチームメートとしてプレーし、スパーズとラプターズで優勝を経験。さらに、レイカーズでもチャンピオンリングを手にするなど、キャリアを通して多くの勝利をつかんできた。
3位から5位はウォリアーズのビッグ3が仲良く名を連ねた。昨シーズンには全員が健康体であれば、まだまだ優勝を狙える力があることを証明し、見事に王座奪還を果たした。チームケミストリーも抜群なため、今後も3人で高い勝率を保っていくだろう。
今年末に38歳となるレブロンは、実に19シーズンで1366試合を戦い、65.4パーセントの勝率で6位となった。レギュラーシーズンでも多くの勝ち星を積み重ねてきたキングは、シーズンMVPを4度受賞している。新シーズンでは自身5度目の優勝に向けて、再び高い勝率でのプレーオフ進出を狙いたい。
7位と10位にはバックスに所属するイバカとヒルがランクイン。複数の強豪チームを渡り歩いてきた頼れるベテランたちは、今シーズンも高い勝率を保つことができそうだ。
17シーズンで1155試合を戦ったポールは8位となった。昨シーズンはサンズをリーグ最高勝率(78.0パーセント)に導くなど、大ベテランとなった現在でも実力は一線級だ。また、試合数は少ないものの、ハーデンもポールと同じく65.0パーセントの勝率を記録した。長年ロケッツのエースとして勝ち星を積み重ねてきた点取屋は、シクサーズで自身初の優勝を目指す。
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