2022.10.19
10月6日(現地時間5日)、レブロン・ジェームズ擁するロサンゼルス・レイカーズはフェニックス・サンズと対戦。試合は115-119で惜しくも敗れたレイカーズだったが、レブロンは17分の出場で23得点を挙げるなど、好調なパフォーマンスで観客を大いに沸かせた。
エキシビジョンマッチが行われたT-モバイル・アリーナはネバダ州ラスベガスに位置しているが、現在同地区にNBAチームは存在せず。サンズ戦後の記者会見でこの件について質問されたレブロンは「どこかのタイミングでここにNBAの球団をもたらしたい」と、自身の目標について語った。現地メディア『ESPN』が伝えている。

17分の出場で23得点3リバウンド4アシストをマークしたレブロン[写真]=Getty Images
NBAコミッショナーのアダム・シルバーも、昨季のNBAファイナルで同様の質問に回答。「我々は現時点でその件について議論していません。しかし前にも言ったように、どこかのタイミングで必ずリーグは拡大します」とコメントし、その候補地としてラスベガスが挙げられた際は「毎年サマーリーグが開かれているこの街は、素晴らしいスポーツ市場であることを証明しています」と前向きな反応を示した。
レブロンはラスベガスに熱狂的なNBAファンが多くいると豪語し、「ラスベガスでチームを持ちたいんだ。アダム」とシルバーへ直々にコメントを送っている。
また、レイカーズのダービン・ハムヘッドコーチもラスベガスのチーム新設について賛成であるようだ。「この街に根付くエネルギーは、スポーツのレベルの高さと密接に関係していると思う。いつかはラスベガスに本拠地を置くチームが現れるだろうね」。
6月にもYoutubeの番組『The Shop:Uninterrupted』でラスベガスの球団創設について話していたレブロン。リヴァプール(イングランド・プレミアリーグ)のオーナーの1人でもある彼だけに、その計画が実現する可能性も十分考えられそうだ。
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