2022.10.13

プレシーズンで好調を維持しているデイビス…C起用については「コーチの判断を信じる」

これまでデイビス(右)をPFとして起用してきたレイカーズ[写真]=Getty Images
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 10月13日(現地時間12日)、ロサンゼルス・レイカーズはプレシーズンマッチでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦。試合は113-118で敗北を喫したが、主力陣から控え選手まで、計15人が出場を果たした。

 なかでも、プレシーズンで好調なプレーを見せているのがエースの1人であるアンソニー・デイビスだ。同月4日のサクラメント・キングス戦では16分の出場で11得点11リバウンドとダブルダブルを達成し、10日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では28得点3リバウンド3アシストを記録。ウルブズ戦でも19得点13リバウンドを挙げるなど、主力にふさわしい実力を発揮している。

 直近の2試合ではセンターとして先発に名を連ねているデイビス。これまでのシーズン、レイカーズはデイビスをパワーフォワードとして起用する場面が多かったが、デイビスは「コーチの判断を信じている」と、5番ポジションでの出場も受け入れているようだ。現地記者のデイブ・マクナメミン氏が伝えている。

「(ダービン・ハムヘッドコーチは)僕がパワーフォワードを希望していることは聞いている。けれど、結局は勝ちたいんだ。そうするためなら、僕がセンターで出場するよ」

リーグ屈指のビッグマンらと渡り合うデイビス(右)/写真は昨季[写真]=Getty Images

 ここ数年は度重なるケガに悩まされているデイビスだが、ウォリアーズ戦後の記者会見でハムHCは「この数シーズン、彼がしてきたケガのいくつかは偶然でした」と、コントロールの及ぶものではなかったと説明した。

「私が“AD(デイビスの愛称)”に求めたのは、彼が夏を健康に過ごし、体をもっと鍛えて、レギュラーシーズンの82試合とプレーオフに最高の状態で臨めるようにすることです。バスケットボールの技術的な面に関しては、彼を心配していません」

 ハムHCの起用法に結果で答えているデイビス。センターポジションでも優秀なパフォーマンスを披露しているが、新シーズンで彼が担うのはパワーフォワードとセンターのどちらだろうか。

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