2022.10.13
百戦錬磨のレブロン・ジェームズとともに優勝を経験したアンソニー・デイビス、トリプルダブル製造機のラッセル・ウェストブルック。未来の殿堂入りを擁してビッグ3を形成したロサンゼルス・レイカーズは、ファンの期待を裏切る形で2021-22シーズンを終えた。
フロントはテコ入れとして、昨シーズンまでチームを率いたフランク・ボーゲルヘッドコーチを解任し、新指揮官にアシスタントコーチとしてミルウォーキー・バックスの優勝に貢献したダービン・ハムを招へい。また、セカンドユニットにはホワン・トスカーノ・アンダーソンのほか、トロイ・ブラウンJr.やトーマス・ブライアントといった若手を迎え、再出発する構えを見せている。
このようにロスターを刷新したものの、直接的に優勝を請け負うのは冒頭で言及した3名のスター選手であることに疑いの余地はない。しかし、マーケットでは昨シーズン不調に苦しみ、レブロンとの相性も疑問視されたウェストブルックのトレードが議論されている。
とりわけ、クリーブランド・キャバリアーズでレブロンと共闘経験のあるカイリー・アービングを対象とした大型トレードは客観的に見ても合理的に映り、さらにウェストブルックは長年連れ添った代理人のサド・ファウチャーと袂を分かったことから、移籍は既定路線かのように思えた。
だが、『Yahoo! Sports』の報道によると、キング、AD、ラスはサマーリーグ開幕週の週末に電話会合の場を設けたもよう。そして、それぞれが互いへのコミットメントを表明し、成功を誓い合ったという。「この会話でビッグ3が“優勝”という共通の目標を掲げ、それに向けて同じ思考を持っていることを確認しあった」とのことだ。
加えて、新HCのハムも就任以来、ウェストブルックを今シーズンの構成に含んでいるとコメント。ウェストブルックは引き続き先発ポイントガードであり、「他球団への移籍は想定していない」と明言している。
『ESPN』のオーム・ヨンミスク記者は、2人の関係は溝ができるほど深刻なものではないが、冷え切った関係にあるとコメント。また、「ウェストブルックがファウチャーから提案されたレイカーズ残留と、ハムのサポートを望んでいないことは明らかだ」とし、ラスの移籍に一票を投じている。
さらに、同記者はウェストブルックのトレード要望の真偽にかかわらず、レイカーズが一貫してロスターのアップグレードを目的にアービング獲得を画策してきたと指摘。そして、このプランにはレブロンも賛同していると報じられている。
ビッグネームにつきまとう噂は、NBAの名物だ。しかし、オールスタークラスが絡むとなると、すべてが真実でも実現しないという可能性も大いに存在する。汚名返上が義務となるレイカーズは、どのようなロスターで望むのか。マーケット閉幕まで引き続き目が離せない。
文=Meiji
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2022.10.13
2022.09.28
2022.08.30
2022.06.13
2022.04.06
2022.04.04