2022.08.30

レイカーズOBが在籍2年目のウェストブルックに期待「間違いない。うまくいくさ」

レイカーズで2年目を迎えるウェストブルック[写真]=Getty Images
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 昨季ロサンゼルスを本拠地に置くレイカーズとクリッパーズは、いずれもプレーオフへ駒を進めることができずにシーズンを終えた。

 レイカーズはレブロン・ジェームズラッセル・ウェストブルックアンソニー・デイビスという3人のスーパースターをそろえるも、レブロンとデイビスがケガのため欠場が多く、新加入のウェストブルックもチームになじめず、ウェスタン・カンファレンス11位の33勝49敗と期待外れの結果に。

 一方のクリッパーズはカワイ・レナードが右ひざの前十字靭帯部分断裂で全休、ポール・ジョージも右ひじの内側側副靭帯損傷によって長期離脱を余儀なくされるなか、ウェスト8位の42勝40敗を残すも、プレーイン・トーナメントで2連敗を喫していた。

 そんななか、現役時代にレイカーズとクリッパーズで計10シーズンをプレーしたノーム・ニクソンが、8月27日(現地時間26日)にロサンゼルスで開催されたイベントへ出席。アービン“マジック”ジョンソンやカリーム・アブドゥル・ジャバーらと80年代に2度の優勝を飾った古巣レイカーズについて口を開いた。

「当然、彼(レブロン)とアンソニー・デイビスで(チームを)構築することはできる。でもそれはあくまで常に健康体だったらだ。彼らが健康体を維持できたらなんだ。デイビスが健康体を保つことができるなら、彼らは良くなっていくさ」。

 先日レイカーズはテイレン・ホートン・タッカーとスタンリー・ジョンソンを放出し、ユタ・ジャズからパトリック・ベバリーを獲得。ディフェンシブなベテランガードの加入によって、『The Athletic』はウェストブルックをトレードする可能性が高いと報じているのだが、ニクソンの考えは違うようだ。

「間違いない。うまくいくさ。ダービン・ハム(ヘッドコーチ)ならわかるはずだ。ラッセルには依然として優れた才能がある。22(歳)の頃のラッセルではないけど、彼のエンジンはまだたくさん残っている」。

 これまでにコート内外で舌戦を繰り広げてきたウェストブルックとベバリーが、互いにベテランとなってレイカーズでうまくかみ合うのか。レブロンとデイビスが長期離脱することなくシーズンを乗り越えられるのか。

 もしそうした懸念事項がクリアとなれば、今季のレイカーズはプレーオフ返り咲き、さらにはその先を狙うこともできそうな可能性を秘めていると言えるだろう。

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