2022.10.29

プロ20年目のレブロンが偉業達成…通算1135回目の「20得点超え」で歴代単独トップに

通算1135回目の「1試合20得点超え」を達成したレブロン[写真]=Getty Images
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 10月29日(現地時間28日)、NBAのレギュラーシーズンが各地で行われ、レブロン・ジェームズが所属するロサンゼルス・レイカーズはミネソタ・ティンバーウルブズと対戦。試合にこそ敗れ、開幕5連敗を喫したレイカーズだが、レブロンはこの試合で28得点7リバウンド5アシスト4スティールをマークするなど、プロ20年目のベテランとは思えない圧巻の活躍を見せた。

 このスタッツを残したことで、レブロンは20得点以上を記録した試合が通算1135試合に到達。これにより、カール・マローン氏(元ユタ・ジャズほか)が保持していた通算1134試合を抜き、歴代単独トップに躍り出た。また、2007年1月から続いている「連続2ケタ得点試合」の記録も1101回まで伸ばしている。

 さらに、今後長期的な離脱がなければ、今シーズン中にカリーム・アブドゥル・ジャバー氏(元レイカーズほか)が持つNBA通算得点の記録を抜いて首位に立つと見込まれており、レブロンがキャリア20年目でも変わらずリーグを代表するスコアラーであることが証明された。

 しかし、チームは依然として苦しい状況にあることには変わりない。レイカーズは31日(現地時間30日)にデンバー・ナゲッツとのホームゲームを戦うが、27日(現地時間26日)にもナゲッツとアウェーで対戦しており、その時は99-110で敗れている。

 31日のナゲッツ戦を落とせば開幕5連敗となり、その先の長いリーグ戦にも大きな影響が予想される。リーグでも最年長クラスとなり、まさに生けるレジェンドとして活躍を続けるレブロンのパフォーマンスが、低迷を続けるチームの起爆剤となることを願いたい。

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