2022.11.02
10月27日(現地時間26日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは敵地ボール・アリーナでデンバー・ナゲッツ戦に臨むも、42分以上もリードを許す展開となり、99-110で敗れた。
ラッセル・ウェストブルックを左ハムストリングの痛みのため欠いていたレイカーズでは、アンソニー・デイビスが22得点14リバウンド5アシスト3スティール2ブロック、レブロン・ジェームズが19得点7リバウンド9アシスト、ロニー・ウォーカー四世が15得点2スティールを記録。
だがナゲッツはニコラ・ヨキッチの31得点13リバウンド9アシスト4スティールを筆頭に、計5選手が2ケタ得点を挙げ、チーム全体で34アシストとレイカーズのディフェンスを突破して今シーズンの戦績を3勝2敗とした。
一方のレイカーズは開幕から4試合を終えて白星なし。キャリア20年目のレブロンにとって、開幕4連敗は新人時代の2003-04シーズン(開幕5連敗)以来初となった。この試合でフィールドゴール成功率38.1パーセント(8/21)に8ターンオーバーに終わっていた大ベテランは、次戦以降に向けて微調整していくことを誓っていた。
「ターンオーバーを数多くしてしまい、十分にアグレッシブではなかった。いくつものスクリーンから抜け出し、パスする先を探し、みんなを絡めていこうとしていた。で、俺はアグレッシブではなかった」
29日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦に向けて、レブロンは「俺にとっては簡単な修正だ。金曜(ウルブズ戦)はもっといいプレーができるさ。これまでのキャリアで、俺は何度も何度もやってきた。簡単な修正なんだ。そのことについては心配していない」とコメント。
『Basketball Reference』によると、今シーズン4試合でレイカーズが残した3ポイントシュート成功率22.3パーセント(33/148)は、4試合のスパンで80本以上を放ったケースで2016-17シーズンのニューオーリンズ・ペリカンズの23.6パーセント(21/89)を下回ってリーグワーストに低迷。
それでも、パトリック・ベバリーが「俺たちのシュート成功率は20パーセントだったと思う。今日は26パーセントだ。つまり、俺たちは良くなったのさ」と話したとおり、ナゲッツ戦の3ポイントシュート成功率26.7パーセント(8/30)は今シーズンで最も高い数値だった。
レイカーズは29日のウルブズ戦を終えても、31日に再びナゲッツ戦、11月3日にはペリカンズ戦と、いずれも昨シーズンのプレーオフチームとの対戦が続く厳しい日程。そうした状況で、このチームが今シーズン初勝利を手にすることができるのか。その最大のカギを握るのは、やはりレブロンのパフォーマンスになりそうだ。
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