2022.10.30
10月24日(現地時間23日、日付は以下同)にホームで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦。ロサンゼルス・レイカーズは、第4クォーター残り1分56秒でレブロン・ジェームズのレイアップが決まり、102-95と7点をリードしていた。
ところが、残り12.4秒にデイミアン・リラードの3ポイントシュートが決まってブレイザーズが104-102で逆転。レブロンが残り7.7秒にダンクを決めて同点に追いつくも、残り3.0秒にジェレミー・グラントがレイアップを決めて再び逆転を許し、最終スコア104-106でレイカーズは開幕3連敗。
レイカーズは最後のポゼッションで、レブロンがリラード相手に左エルボー付近で同点をかけてジャンパーを放つもリングに嫌われて万事休すとなった。
「俺たちは(勝負どころで)いくつかいいショットが打てていた。序盤のようにね。俺たちはそれを決められなかっただけ。ディフェンスでは、何度か連続して相手を止められなかった。そしてデイム(リラード)はあの場面でデイムだったということ」とレブロン。
ブレイザーズでは6本の長距離砲を放り込んだリラードがゲームハイの41得点に5リバウンド、グラントが16得点、アンファニー・サイモンズが12得点、ジョシュ・ハートが9得点16リバウンド5アシスト、ユスフ・ヌルキッチが13リバウンド4アシストを記録。
一方のレイカーズではレブロンが31得点8リバウンド8アシスト2スティール2ブロック、アンソニー・デイビスが22得点10リバウンド6ブロック、ロニー・ウォーカー四世が15得点4リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが10得点6リバウンド6アシストを残すもまたもや黒星となった。
とはいえ、今シーズンでキャリア20シーズン目のレブロンは、依然としてリーグ有数の実力者として活躍を続けている。開幕から3戦連続で20得点以上をたたき出し、通算1134試合目に到達。これはカール・マローン(元ユタ・ジャズほか)と並んでNBA歴代トップタイ。そして2007年1月から続く連続2ケタ得点試合も1099まで伸ばしており、NBA史上最長を更新し続けている。
さらに、今後もケガなどで長期離脱がなければ、今シーズンのオールスター前には、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/3万8387得点)を抜いてNBAレギュラーシーズン通算得点で歴代トップに躍り出る見込み。
12月30日に38歳を迎える大ベテランながら、今もなお超一線級でプレーを続けるレブロン。この男がレイカーズをどのようにして初勝利へと導くのか、27日のデンバー・ナゲッツ戦も必見だ。
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