2022.11.25

感謝祭イベントを主催したブラッドリー・ビール「地域貢献はバスケよりも大事」

コミュニティ感謝祭イベントを主催したブラッドリー・ビール[写真]=Getty Images
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 11月25日(現地時間24日)、ワシントン・ウィザーズブラッドリー・ビールが主催するコミュニティ感謝祭イベントの模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

 同日にサンクスギビングデイ(感謝祭)を迎えたアメリカでは、過酷なシーズンを戦うNBA選手たちも貴重な休みを過ごしている。先日にはウィザーズの親会社であるモニュメンタル・スポーツ&エンタテインメント社が、ビールが主催するコミュニティ感謝祭イベントを開催。イベントにはアンソニー・ギルやモンテ・モリスの姿もあり、選手たちが地域の人たちと交流を深めている様子が伝えられた。

 ウィザーズ一筋11年目のビールは「僕にとってこれがすべてだ。これ以上のことはないよ。地域に貢献することはバスケよりも大事だ。地域の人たちと触れ合ってみんなを元気にして、少しでもインパクトをもたらせればと思っている」と地域貢献への思いを熱心に語った。

 また、WNBAに所属するワシントン・ミスティックスのナターシャ・クラウドもイベントに参加しており、「私たちはこの地域が大好きなの。ブラッドはすごく熱心だから、私たちが参加することによって彼を後押しすることにもなるわ」と同じくワシントンに本拠地を置くチームの一員として、ビールの思いに賛同した。

 さらに、ウィザーズのインサイドを支えるダニエル・ギャフォードが「Tシャツやくつ下など、みんなが冬を暖かく過ごせるような衣類をプレゼントしたよ」と語ると、最後にはビールが「皆さん、感謝の気持ちを常に忘れずに。ハッピーホリデー!」と動画を締めた。

 現在ウィザーズは八村塁に加え、ビールなどガード陣にケガ人が出ている苦しい状況だが、10勝8敗でイースタン・カンファレンスの6位とプレーオフ進出圏内を保っている。サンクスギビングでリフレッシュした選手たちは、26日にマイアミ・ヒートと敵地での対戦に臨む。

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