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12月22日(現地時間21日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとブルックリン・ネッツによる一戦は、ホームのネッツが一度もリードを許さず、143-113で圧勝した。
昨シーズンの覇者ウォリアーズはステフィン・カリー、アンドリュー・ウィギンズ、クレイ・トンプソンという主力が欠場し、大幅な戦力ダウンになったこともあって惨敗を喫したのだが、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は今後に向けて“アクション”を起こしたようだ。
『ESPN』のニック・フリーデル記者によると、カーHCはこの試合前にケビン・デュラント(ネッツ)へ、2024年のパリ・オリンピックでアメリカ代表としてプレーする可能性があるか軽く話したという。
デュラントは昨年夏の東京オリンピックでアメリカ代表をけん引し、大会平均20.7得点5.3リバウンド3.7アシスト1.0スティール1.2ブロックにフィールドゴール成功率52.9パーセントを残し、金メダルへと導いた。NBA史上最高級のスコアラーは、これまでアメリカ代表として2010年の世界選手権(現ワールドカップ)、3度のオリンピックで金メダルを獲得し、アメリカ代表として歴代1位の得点を残している。
一方のカーHCは、昨夏の東京五輪でグレッグ・ポポビッチHC(サンアントニオ・スパーズHC)の下でアシスタントコーチを務めて金メダルを獲得。そして現在はアメリカ代表の指揮官へ就任しており、再来年のオリンピックに向けてデュラントを勧誘したようだ。
同記者によると、そこでデュラントは再び国を代表することについてはオープンな姿勢を示したものの、出場するかどうか決断するにはまだ早すぎるという返答だったという。
2016-17から2018-19までの3シーズン、デュラントはウォリアーズに所属しており、カーHCの下でカリーやトンプソン、ドレイモンド・グリーンらとともに2度のNBAチャンピオンとなった。
2024年のパリ・オリンピックを迎える頃には35歳となるデュラントだが、今シーズンもここまで平均30.1得点6.6リバウンド5.3アシスト1.6ブロックにフィールドゴール成功率56.4パーセント、フリースロー成功率92.6パーセントを残しているだけに、その実力は依然としてリーグ最高レベル。
もし次回のオリンピックで、五輪初出場が期待されているカリーと元チームメートのデュラントが共演となれば、アメリカ代表は超強力な布陣となるに違いない。
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