2022.12.23

好調キングスの万能型ビッグマン、ドマンタス・サボニスが52年ぶりの快記録

キングスで重要な役割をこなしているサボニス[写真]=Getty Images
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 12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。サクラメント・キングスはホームでロサンゼルス・レイカーズを134-120で下し、今シーズンの戦績を17勝13敗とした。

 この試合、キングスではケビン・ハーターが26得点5リバウンド3スティール、6本の3ポイントシュートを決めたキーガン・マレーが23得点、ディアロン・フォックスが22得点6アシスト、ハリソン・バーンズが20得点8リバウンドと、4選手が20得点以上を記録。

 さらにドマンタス・サボニスが13得点21リバウンド12アシストと、今シーズン2度目のトリプルダブルをマーク。昨シーズン途中にインディアナ・ペイサーズからトレードで加入したサボニスは、ここまで平均17.9得点12.3リバウンド6.6アシストを残しており、得点はフォックス(平均23.1得点)に次いでチーム2位、リバウンドとアシストでチームトップを誇っている。

 直近4試合で、211センチ108キロの万能型ビッグマンは77リバウンド(平均19.3本)、33アシスト(平均8.3本)というハイアベレージをマーク。『ESPN Stats & Info』によると、4試合のスパンで75リバウンド30アシストをクリアしたのは、1970年のウェス・アンセルド(元ワシントン・ブレッツ)以来初だという。

 これまでに4試合のスパンでこのスタッツに到達したのは、サボニスとアンセルドのほか、エルジン・ベイラー(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)、ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、モーリス・ストークス(元ロチェスター・ロイヤルズ)という殿堂入りした名選手たちしかいない。

 16シーズン連続でプレーオフから遠ざかっているキングスだが、52年間で初の快挙を達成したサボニスの活躍もあってここ4戦でも3勝1敗と好調を堅持。ウェスタン・カンファレンス6位でプレーオフ出場圏内という好位置をキープしている。

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