2023.01.03

最大21点差からキャブスがブルズに逆転勝利…ミッチェルが自己最多71得点の大暴れ

71得点8リバウンド11アシストを叩き出したミッチェル[写真]=Getty Images
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 1月3日(現地時間2日)、クリーブランド・キャバリアーズはホームでシカゴ・ブルズを迎え撃った。

 ドノバン・ミッチェルのフリースローでチーム初得点を挙げたキャブス。序盤こそゴールに嫌われたものの、中盤からは長距離砲も決まり始め27-34と7点ビハインドで最後のクォーターを終える。続く第2クォーター、巻き返しを図りたいキャブスだったが、再び得点スピードが落ち徐々に点差を拡大される。終盤には最大21点差をつけられる場面もあり、47-65と18点を追いかける形で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、キャブスの逆襲が始まる。ミッチェルが怒涛の勢いでゴールを量産すると、残り6分に差し掛かったところで9点差に。ベンチからはジェディ・オスマンが3ポイントシュートで追撃し、91-96と5点差まで詰め寄って第4クォーターに向かう。

 一進一退の展開が続いた第4クォーター。キャブスはミッチェル、オスマンらが着実に得点を奪うと、ゴール下ではジャレット・アレンがダンクを連発し勢いをもたらす。残り4.4秒で3点ビハインドのなか、キャブスはミッチェルがフリースローを2本獲得。1本目を沈めると、2本目のこぼれ球を自らねじ込み同点に。ブルズのラストオフェンスも守り切り、ゲームはオーバータイムに突入する。

ミッチェルが土壇場で同点弾をねじ込む[写真]=Getty Images

 延長戦が始まると、ミッチェルが正確無比の3ポイントシュートを3本沈めブルズを圧倒。ケビン・ラブやアレンもゴール下で存在感を放ち得点を停滞させると、最後はミッチェルのフリースローで勝負アリ。最終スコア145-134でキャブスが逆転勝利を収めた。

 最大21点差からのカムバックを披露したキャブスは、ミッチェルが71得点8リバウンド11アシストと驚愕のスタッツをマーク。21得点8リバウンドのアレン、12得点17リバウンドのラブ、19得点3リバウンド4アシストのオスマンらの活躍も光り、劇的な勝利をつかんだ。

 一方、敗北を喫したブルズはデマー・デローザンが44得点3リバウンド4アシスト4スティール、ザック・ラビーンが26得点6リバウンド6アシスト、ニコラ・ブーチェビッチが20得点13リバウンドを記録した。

■試合結果
クリーブランド・キャバリアーズ 145-134 シカゴ・ブルズ
CLE|27|20|44|39|15|=145
CHI|34|31|31|34|4|=134