2023.02.05
1月26日(現地時間25日、日付は以下同)。『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者は、カイリー・アービングがブルックリン・ネッツとの延長契約を模索していると報じた。
昨夏、カイリーは今シーズンの契約(プレーヤーオプション)を行使して残留。今夏には制限なしフリーエージェント(FA)となるのだが、30歳のスコアリングガードは4年で最大2億ドル(約258億円)の延長契約を結ぶ資格がある。
昨年11月、カイリーは反ユダヤ主義の映像作品のリンクを自身のSNSへ投稿。そのことを支持している意思こそ示さなかったものの、そのことに対して明確に否定しなかったことで問題へ発展し、8試合の出場停止処分を受けた。
それでも、ネッツでケビン・デュラントとともに得点源を務めており、今シーズンも36試合の出場で平均36.9分26.8得点5.1リバウンド5.2アシスト1.0スティールにフィールドゴール成功率48.7パーセント、3ポイントシュート成功率37.1パーセント(平均3.2本成功)、フリースロー成功率90.3パーセントの好成績を残しており、リーグ屈指の実力者であることに変わりはない。
そんなカイリーについて、代理人は「私はこの件についてネッツ側へ手を差し伸べた。これまで、我々は(延長契約に関する)重要な会話の場をもってはいない。適切な形で、ブルックリンをホームにすることが願望だ」と同メディアへ話していた。
ネッツはデュラントが右ヒザの内側側副靱帯を負傷したことで1月上旬に戦線離脱。そこから4連敗を喫したものの、21日のユタ・ジャズ戦、23日のゴールデンステイト・ウォリアーズで2連勝しており、カイリーはジャズ戦で48得点11リバウンド6アシスト4スティール、ウォリアーズ戦でも38得点7リバウンド9アシストと大暴れ。
26日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で、ネッツは133-137で敗れたことで、連勝が2でストップしたものの、イースタン・カンファレンス4位の29勝18敗と、プレーオフ進出圏内をキープ。カイリーは30得点10アシストの活躍で引っ張っており、現在はチームの原動力として活躍を続けている。
果たして、カイリーとネッツは延長契約締結へたどり着くことができるのか。今後の展開に注目していきたい。
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