Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
NBAは世界のスポーツリーグが規範とするリーグである。ファンを熱狂させる革新的な運営はもちろんのこと、新型コロナウイルスが蔓延した際にはいち早くアクションを起こし、約180億円を投じて世界初のバブル環境を作り上げた。
その先見性と的確なマーケティングプランは、数字を見ても顕著だ。NBAは最近、インスタグラムのフォロワーが7500万人を突破。『BasketballNews.com』の調べでは、同プラットフォームに存在するブランドカテゴリーで8番目に多くフォローされているアカウントだという。
比較対象となる米4大スポーツリーグは、MLBが930万人、NHLが580万人。対抗馬となるNFLも2630万人であることを踏まえると、いかにNBAがインスタグラム上で成功しているかがわかるだろう。
一方、欧州圏で人気の強いサッカーのトップリーグでさえもNBAには及ばない。三笘薫がプレーするイングランドのプレミアリーグは6340万人、久保建英のいるスペインのラ・リーガは4480万人であり、NBAを唯一上回るスポーツリーグが国境を跨いで欧州のトップクラブが激突するUEFAチャンピオンズリーグの1億人を有するアカウントだ。
NBAのデジタル戦略および分析担当課の副部長を務めるケビン・エステヴェスは、リーグのSNSマーケティングについて、以下のようにコメントしている。
「我々はSNSのすべてのプラットフォームで先駆者になろうとしてきました。多くの場合、我々は各プラットフォームで最初のスポーツリーグアカウントでした」
「大切なことは、我々が使用するプラットフォームに向けてコンテンツを最適化することです。すべてのプラットフォームに同じコンテンツを投稿するだけではなく、特性に応じて実際に最適化し、ファンを育成して彼らが望むものを正確に提供してます、これが我々の成功の鍵と言えるでしょう」
NBAのインスタグラムアカウントは、昨年8月からの半年間で500万人以上のフォロワーを獲得。また、NBAのフォロワーの約70パーセントが米国圏外であることは、リーグがグローバルにリーチしている証だろう。
会社は経営陣の判断で右にも左にも転ぶもの。エステヴェスによると、SNSに積極的に取り組みができるのは常に一歩先を行くNBAの経営体質にあるという。
「多くのブランドは、SNSに投資利益率(ROI)を見出せておらず、どのように会社全体の目標につながるのかを正確に理解できていないのでないでしょうか。SNSが登場した当初、多くのブランドが自社サイトやその他サービスに人々を呼び戻すビジネスを実施していました。しかし、我々はプラットフォームに最適化するよう、経営陣から指示を受けていたと記憶しています。まずは参加し、そこでエンゲージメントを育んできたのです」
「SNSは当初、我々の大きなマーケティングプラットフォームという位置付けでしたが、今ではSNSが我々のビジネス目標の大部分を推進しています。しかし、最初の投稿から10個のビジネス目標を設定していたら、これは達成できなかったと思います。長期的に利益を得るためには、エンゲージメントを促進する必要があり、NBAはこのアプローチから利益を得ました。今では世界的にも多くのスポーツリーグが同様のアプローチを採用していますね」
新たな技術やサービスを拒まず、トレンドに敏感になり、トライする姿勢を崩すことのないNBA。食わず嫌いをせずにスピード感をもって行動することが、現在の成功の大きな要因となっている。
文=Meiji
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