2023.02.08
2月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは敵地でインディアナ・ペイサーズ戦に臨み、試合時間残り35.1秒にアンソニー・デイビスが逆転となるジャンパーを放り込み、その直後に値千金のブロックを決めて112-111で競り勝った。
今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス12位の25勝28敗としたレイカーズでは、デイビスがゲームハイの31得点14リバウンドに2ブロック、レブロン・ジェームズが26得点7リバウンド7アシスト、デニス・シュルーダーが12得点6リバウンド5アシスト、トーマス・ブライアントが11得点6リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが10得点10アシストを記録。
レブロンはレギュラーシーズン通算3万8325得点としたことで、NBA歴代1位のカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)が保持する3万8387得点超えまであと63得点とした。
キャリア20年目の今シーズン、レブロンはここまで42試合の出場で平均30.1得点8.5リバウンド7.1アシスト1.0スティールにフィールドゴール成功率50.6パーセントを残していることから、ケガによる欠場がなければ、あと2、3試合で歴史的な瞬間を迎えることとなる。
8日のオクラホマシティ・サンダー戦、あるいは10日のミルウォーキー・バックス戦、もしくは4試合後となる12日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で歴代トップへ躍り出ることが濃厚。
その一方で、レブロンは1日のニューヨーク・ニックス戦で11アシストをマークし、レギュラーシーズン通算アシスト数を1万338本へ伸ばし、マーク・ジャクソン(元ペイサーズほか/1万334本)、スティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか/1万335本)を抜いて、歴代4位へ浮上。
するとナッシュは「まだまだ記録を伸ばせるよ…おめでとう、レブロン・ジェームズ!!」とツイート。ジャクソンは自身のインスタグラムで「歴代アシスト数で私を上回ったレジェンドのレブロン・ジェームズよ、おめでとう! すぐにでも歴代トップスコアラーになるさ。そして今はアシストでもトップ5入りだ! もう本当に信じられない!」と祝福していた。
NBAで17年間プレーしてきたジャクソンは、レブロンがルーキーとしてリーグ入りした2003-04シーズン、18年間プレーしてきたナッシュは2013-14シーズンを最後に現役から引退したものの、レブロンが38歳になった今もなお一線級で活躍し続けていることに驚きを隠せないはず。
今シーズンもレイカーズをけん引するレブロンが、ジャバーの記録を破る日はいつになるのか。オールスターブレイクを前に、レイカーズの試合がますます注目されることになりそうだ。
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