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NBAは2月10日(現地時間9日、日付は以下同)にトレードデッドラインを迎え、今年も複数のトレードが合意に達し、数多くの選手やドラフト指名権が動いた。
昨シーズンの王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、複数のチームが絡んだトレードに参戦。2020年のドラフトで1巡目全体2位指名したビッグマンのジェームズ・ワイズマンを放出し、デトロイト・ピストンズからサディック・ベイとケビン・ノックスを獲得。
その後、ドラフト2巡目指名権5本と引き換えに、ベイをアトランタ・ホークスへトレード。そしてホークスから手に入れたドラフト2巡目指名権5本とノックスをポートランド・トレイルブレイザーズへ差し出し、ゲイリー・ペイトン二世をロスターへ加えた。
この動きによって、ウォリアーズはラグジュラリータックス(贅沢税)の支払額を約700万ドル(約9億1700万円)減少させることに成功。そして昨シーズンの優勝に大きく貢献したペイトン二世を呼び戻すこととなった。
昨夏、制限なしフリーエージェント(FA)となってブレイザーズと3年契約を結んだペイトン二世は、昨年7月にコアマッスルの手術を受けたこともあり、開幕から出遅れ、今年1月3日のピストンズ戦で初出場。ここまで15試合(うち先発は1試合)で平均17.0分4.1得点2.6リバウンド1.5アシスト1.1スティールを記録。
ウォリアーズは9日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス9位の28勝27敗。ステフィン・カリーが左足負傷のため戦線離脱しているものの、2シーズン在籍し、チームのシステムを把握するペイトン二世は、持ち前のタフなディフェンスやハッスルプレーですぐさまチームに貢献できるはずだ。
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