2023.02.11

カリー、KD、ザイオンに代わり、フォックス、エドワーズ、シアカムがオールスター選出

キングスはサボニス(左)に加えてフォックス(右)もオールスター出場へ[写真]=Getty Images
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 2月11日(現地時間10日、日付は以下同)。NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、20日にビビント・アリーナ(ユタ州ソルトレイクシティ)で開催される「NBAオールスターゲーム2023」における出場選手の変更を発表した。

 今年のオールスターゲームでスターター枠に選ばれていたゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(左足の靭帯と骨間膜の部分損傷)、フェニックス・サンズのKDことケビン・デュラント(右ヒザの内側側副靱帯を負傷)、ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン(右ハムストリングの張り)がそれぞれケガのため欠場。

 そのため、リザーブ枠として選出されていたフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラント、ユタ・ジャズのラウリ・マルッカネンがスターター枠へ入ることとなった。

 そしてカリー、デュラント、ザイオンの交代要員として、サクラメント・キングスのディアロン・フォックス(初選出)、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ(初選出)、トロント・ラプターズのパスカル・シアカム(3年ぶり2度目)がオールスター入りを飾った。

 10日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス3位の31勝23敗を残すキングスをけん引するフォックスは、今シーズン平均24.2得点4.3リバウンド6.3アシストに自己最高のフィールドゴール成功率50.4パーセントをマーク。キャリア6年目の25歳は、ここまで第4クォーターまたは延長の残り5分で5点差以内というクラッチシチュエーションで、リーグトップの128得点を残している。

 キングスはすでに、ドマンタス・サボニスもリザーブ枠で選出されている。フォックスが交代要員とはいえ、このチームから2選手がオールスターへ選出されるのは2003-04シーズンのペジャ・ストヤコビッチとブラッド・ミラー以来初となった。

 2020年のドラフト全体1位指名のエドワーズは、キャリア3年目の今シーズンに、いずれもキャリアハイとなる平均24.7得点6.0リバウンド4.6アシスト1.7スティール、フィールドゴール成功率46.4パーセント、3ポイントシュート成功率36.7パーセントを記録しており、ここまでリーグトップの計96スティール、2099分出場を誇っている。

 2度目の球宴入りとなったシアカムは、今シーズンNBA1位となる平均37.5分の出場で、キャリアハイの25.0得点6.2アシストに8.0リバウンドでラプターズを引っ張っている。

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