2023.07.04
ホームで1勝を返したものの、4月26日(現地時間25日)に開催されたデンバー・ナゲッツとの第5戦で109-112と悔しい黒星となったミネソタ・ティンバーウルブズ。今プレーオフからは1勝4敗で敗退することになったが、その最終戦でチームをけん引したアンソニー・エドワーズが警備員への暴行で逮捕されたようだ。現地メディア『BleacherReport』が伝えている。
Anthony Edwards has been cited for third-degree assault after allegedly throwing a chair that hit two arena employees following Minnesota's Game 5 loss, per @DenverSportsCom
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— Bleacher Report (@BleacherReport) April 26, 2023
第5戦の試合時間残り2.2秒、3点を追いかけるウルブズはエドワーズにボールを託すも、同点を狙った3ポイントシュートはリングに入らず。エドワーズはブザーが鳴るとロッカールームに直行し、互いの健闘を称えることもなく姿を消した。
問題は彼がコートから離れる際に発生。シュートを決められなかったフラストレーションなのか、コートエンドまで走り抜けると折り畳み椅子を振り回し、そのまま投げ捨ててしまう。デンバー警察によると、この椅子が2人の警備員に直撃した模様で、同州では第3級暴行に相当する罪になるという。
この事態を受け、エドワーズの弁護を務めるハーヴェイ・スタインバーグ氏が声明を発表。同選手に人を傷つける意志はなかったと説明し、「映像を見返しても分かるように、誰かに向けて椅子を振り回したわけではない。これらは根拠のない請求です」と、エドワーズの無罪を主張している。
ナゲッツとの5戦すべてに出場し、1試合平均31.6得点5.0リバウンド5.2アシストと多彩なパフォーマンスを披露したエドワーズ。しかし開幕戦から3連敗と苦しい状況に追い込まれ、第4戦では一矢報いるものの、第1シードであるナゲッツの牙城を崩すには至らなかった。
悔しいシーズンエンドになっただけでなく、エースが暴行罪に問われるなど、まさかのトラブルに見舞われているウルブズ。ナゲッツとのシリーズで気を吐いたエドワーズには、どのような判決が下されるだろうか。
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