2023.02.27

2014年の新人王、マイケル・カーター・ウィリアムズがマジックと2年契約

古巣マジックへ復帰したカーター・ウィリアムズ[写真]=Getty Images
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 2月27日(現地時間26日、日付は以下同)。オーランド・マジックは、フリーエージェント(FA)のマイケル・カーター・ウィリアムズと契約を結んだことを発表した。

 『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、カーター・ウィリアムズは2年契約で、2年目(来シーズン)の契約がチームオプションになるという。

 2013年のドラフト1巡目11位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズから指名されたカーター・ウィリアムズは、196センチ86キロのガードで、2013-14シーズンにシクサーズで平均16.7得点6.2リバウンド6.3アシスト1.9スティールを残して新人王に輝いた。

 その後ミルウォーキー・バックスやシカゴ・ブルズなどでプレーし、2019年3月に10日間契約を結んでマジックへ加入。2度目の10日間契約を終え、本契約を結ぶと、2020年11月には複数年契約を手にし、約3シーズンで計88試合(うち先発は25試合)をプレーして平均21.1分7.5得点3.9リバウンド3.3アシスト1.0スティールをマーク。

 もっとも、昨シーズンはオフシーズンに手術した左足首の回復のため全休しており、2022年2月11日にマジックからウェイブ(保有権を放棄)されていた。

 マジックは今月に入ってテレンス・ロス(現フェニックス・サンズ)、RJ・ハンプトン(現デトロイト・ピストンズ)、パトリック・ベバリー(現ブルズ)をウェイブし、2ウェイ契約のアドミラル・スコフィールドを本契約へと引き上げている。

 27日を終えた時点で、マジックはイースタン・カンファレンス13位の25勝36敗。プレーイン・トーナメントへ進出できる10位のワシントン・ウィザーズ(28勝32敗)とは3.5ゲーム離れているものの、カーター・ウィリアムズはギャリー・ハリスと並んで8年のキャリアを誇るベテランなだけに、若手ぞろいのチームを助けることができるか注目したい。