2023.01.27

マジックの得点源パオロ・バンケロをギャリー・ハリスが絶賛「普通の新人じゃない」

バンケロ(左)は新人王の最有力候補[写真]=Getty Images
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 1月27日(現地時間26日、日付は以下同)。『NBA.com』では今シーズンの最新版ルーキーランキングが公開され、オーランド・マジックのパオロ・バンケロがトップの座をキープした。

 昨年のドラフトでマジックから1巡目全体1位指名されたバンケロは、デューク大学出身の20歳。208センチ113キロという恵まれたサイズを持つフォワードは、26日を終えた時点で41試合に出場し、ルーキートップの平均20.8得点に6.4リバウンド3.8アシスト1.0スティールを記録。

 マジックでトップスコアラーを務める男は、昨年12月に平均19.1得点にフィールドゴール成功率40.7パーセントと、月間平均としてはワーストを記録。だが1月はここまで11試合に出場して平均20.5得点にフィールドゴール成功率45.2パーセントと復調。現時点で今シーズンの新人王の最有力候補と言っていいだろう。

 27日に『USA Today』の「Rookie Wire」へ公開された記事のなかで、バンケロは「ゲームごとにフォーカスしようとしている。調子の悪いゲームもあるだろう。25得点できないこともあるだろうし、苦しいゲームになることだってある。けどそこから前に進んでいかないといけない。今の僕はまさにそうしようとしている」と話していた。

 とはいえ、マジックでテレンス・ロス(11年目)に次ぐ9年目のベテラン、ギャリー・ハリスはバンケロについて「彼は普通のルーキーじゃない。全然普通じゃないんだ」と舌を巻いていた。

「彼はハングリーで、偉大な存在になりたがっている。学ぶ意欲があるし、コーチングを望んでいるんだ。まだシーズンの途中だけど、僕はあんな新人は見たことがない。それだけ(やるべきことに)フォーカスしていて、成熟しているんだ。彼はもうすでに特別なのさ」

 マジックはここまでイースタン・カンファレンス13位の19勝29敗。負け越してはいるものの、プレーイン・トーナメントへ進出できる最終枠にいるワシントン・ウィザーズ(22勝26敗)とは3.0ゲーム差のため、ポストシーズンへ出場できるチャンスも残されているだけに、レギュラーシーズン終盤戦に向けて、大型新人バンケロの活躍に期待がかかる。

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