2023.03.17

マイケル・ジョーダンがホーネッツ売却の交渉中…13年間のオーナー経営に終止符か?

ホーネッツのオーナーを務めるジョーダン(写真はNBAオールスター2016のもの)[写真]=Getty Images
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 現地メディアの『ESPN』は3月17日(現地時間16日)、シャーロット・ホーネッツの球団オーナーであるマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)がフランチャイズの過半数の株式を売却するための交渉に取り組んでいると報じた。

 ジョーダンはホーネッツの少数株主であるゲイブ・プロトキン氏と、アトランタ・ホークスの少数株主であるリック・シュナル氏が率いるグループに、フランチャイズの過半数の株式を売却するための真剣な交渉に取り組んでいるとリーグ関係者が同メディアに語ったという。

 取引は決定していないが、最終的にホーネッツの共同ガバナーとしてプロトキン氏とシュナル氏を据える売却に大きな勢いがあるようで、実現した場合、ジョーダンはフランチャイズの少数株主にとどまると予想されている。

 ジョーダンは2010年にフランチャイズの過半数の株式に2億7500万ドル(約365億8650万円)を支払ってオーナーに就任。ホーネッツの過半数の株式を売却することは、リーグで唯一の黒人筆頭オーナーであるジョーダンが、13年間の経営に終止符を打つことを意味する。

 なお、6シーズン連続でプレーオフ出場を逃しているホーネッツは、今シーズンも22勝49敗でイースタン・カンファレンスの14位と苦しい戦いを強いられている。

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