2023.03.28

キングスのキーガン・マレーが新人としての歴代最多3ポイント成功記録を更新へ

3ポイントシュート成功率で4割を超えるマレー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 昨年のドラフト1巡目全体4位でサクラメント・キングスから指名されたキーガン・マレーは、ディアロン・フォックスケビン・ハーターハリソン・バーンズドマンタス・サボニスとともにスターターの一角を務めている。

 203センチ97キロのフォワードは、3月27日(現地時間26日、日付は以下同)を終えた時点で欠場は2試合のみと、ほぼ毎試合プレーしていることも特筆すべきだろう。

 チーム6位の平均12.0得点に4.6リバウンド1.2アシストを残しており、ルーキーながらウェスタン・カンファレンス3位の45勝29敗を誇るチームに不可欠な選手の1人と言っていい。

 そのマレーは、ここまで3ポイントシュート成功率41.0パーセントと高精度な長距離砲が光っており、1試合平均6.2本を放って2.6本も沈めている。昨年12月、今年1月にウェストの月間最優秀新人賞に選ばれた男は、近いうちにNBAのルーキーとして新記録を樹立することが確実視されている。

 レギュラーシーズン残り8試合の時点で、マレーは184本の3ポイントシュートを沈めている。2017-18シーズンにユタ・ジャズのドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)がたたき出した187本という新人としての歴代最多成功数記録に肉薄しており、2位のデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ/2012-13シーズン)が残した185本まで1本差。

 キングスは28日にホームでミネソタ・ティンバーウルブズ戦に臨む。この試合に勝利、あるいはフェニックス・サンズ、ロサンゼルス・クリッパーズのどちらかが負ければ、キングスは2006年以来、実に17年ぶりのプレーオフ進出が決まる。

 マレーは1試合平均で2.6本の3ポイントシュートを決めていることから、ウルブズ戦、あるいは30日のブレイザーズ戦で新記録を樹立することになりそうだ。

キーガン・マレーの関連記事