2023.03.28

ヨキッチがチェンバレン、ロバートソンに次ぐ偉業達成…MVPやファイナル優勝にも期待がかかる

チェンバレン、ロバートソンに次ぐ歴代3人目の偉業を達成したヨキッチ[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 3月28日(現地時間27日)、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチがフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で25得点17リバウンド12アシストをマークし、116-111の勝利に貢献。『NBA History』によると、今シーズン20得点15リバウンド10アシスト以上を達成した試合が10試合を超えたという。

 これまで、1シーズンに20得点15リバウンド10アシスト以上をマークした試合が10試合を超えた選手は、ウィルト・チェンバレン(シクサーズほか)、オスカー・ロバートソン(元ミルウォーキー・バックスほか)のみ。ヨキッチは、名だたるレジェンドと肩を並べ、歴代3人目の偉業達成を果たした。

 チェンバレンは、1960年代に活躍した「NBA最強センター」と称される選手。未だ誰にも破られていない1試合100得点の記録のほか、シーズン通算4000得点2000リバウンド、NBA1年目での5冠達成などの伝説を残している。また、ロバートソンも数々の大記録を打ち立てており、バックス時代の「1」、シンシナティ・ロイヤルズ時代(現サクラメント・キングス)の「14」はそれぞれで永久欠番として讃えられている。

 28日(同27日)時点で1試合平均24.9得点11.9リバウンド9.9アシスト1.2スティールと、オールラウンドな活躍が光るヨキッチは今回の偉業達成でNBAの歴史に名を刻んだ1人となった。ナゲッツは彼の活躍もあり、51勝24敗でウェスタンス・カンファレンス首位に君臨。ヨキッチには3シーズン連続のMVP、そして自身初のファイナル優勝にも期待がかかる。

BASKETBALLKING VIDEO