2023.03.29

キャブズのドノバン・ミッチェルが現役4番目の速さで通算1万得点に到達

ホークス戦で44得点をマークしたミッチェル[写真]=Getty Images
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 3月29日(現地時間28日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズは敵地ステイトファーム・アリーナへ乗り込み、アトランタ・ホークス戦へ臨んだ。

 イースタン・カンファレンス4位のキャブズがすでにプレーオフ進出を決めている一方で、ホークスはプレーイン・トーナメント参戦をかけて戦っている真っ最中で、1試合も落とせない状況にいた。

「僕らがマスト・ウィンの状況にいることは分かっている。アトランタ・ホークスをコントロールするだけ。僕らは48分間にわたってプレーする準備ができていたから、最高の勝利だった」

 デジャンテ・マレーが試合後にそう振り返ったとおり、試合はホームのホークスが120-118で勝利。マレーはチームトップの29得点に4リバウンド5アシスト2スティール、オニエカ・オコングが21得点9リバウンド3ブロック、トレイ・ヤングが16得点10アシストを記録したほか、4選手が2ケタ得点をマーク。

 敗れたキャブズでは、ドノバン・ミッチェルがゲームハイの44得点に5リバウンド5アシスト2スティール、ダリアス・ガーランドが27得点5アシスト、エバン・モーブリーが20得点15リバウンド6アシスト4ブロックを残すもあと一歩及ばず。

 それでも、ミッチェルはNBA入りから昨シーズンまでの5シーズンに在籍していたユタ・ジャズ時代の指揮官クイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ/現ホークスHC)の前で、レギュラーシーズン通算1万得点を達成。

 通算9987得点で迎えたこの試合、26歳のオールスターガードは前半に12得点を奪うと、後半開始早々にレイアップを決めて1万得点に到達。キャリア6年目のミッチェルは、通算410試合で大台を突破した。

 『ESPN Stats & Info』によると、現役選手では4番目の速さだったという。ミッチェルを上回るのは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ/368試合)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/373試合)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ/381試合)の3選手のみ。

 なお、ミッチェルはルーキーシーズン(2017-18)から昨シーズンまでジャズで5年連続のプレーオフ出場を飾っており、歴代7位の平均28.3得点を誇っている。新天地キャブズのトップスコアラーとして迎える今年のポストシーズンで、どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。

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