2023.04.30
4月2日(現地時間1日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートがホームのマイアミ・デイド・アリーナでダラス・マーベリックスを129-122で下し、連敗を3でストップした。
ヒートではジミー・バトラーが35得点12アシスト、マックス・ストゥルースが6本の長距離砲を沈めて18得点に4リバウンド、タイラー・ヒーローが15得点6リバウンド3アシストをマーク。
「勝ちは勝ちだ。相手に61パーセントでショットを決められたことは好きじゃない。だが俺たちがようやく試合に勝ったことがうれしい」と、バトラーは連敗ストップを喜んでいた。
バトラーの言葉どおり、この試合でマブスはチーム全体でフィールドゴール成功率61.0パーセント(47/77)、3ポイントシュート成功率41.2パーセント(14/34)という高確率を記録。
ルカ・ドンチッチがゲームハイの42得点に10リバウンド8アシスト2スティール、ティム・ハーダウェイJr.が31得点6リバウンド7アシスト、カイリー・アービングが23得点8アシストを残すも、ここ7戦で1勝6敗と黒星先行に。
ヒートはこの日、バム・アデバヨが腰の右側打撲のため欠場となり、コディ・ゼラーを先発に据え、ケビン・ラブがベンチスタートへ回った。それでも、オールスターブレイク期間にヒートへ加入したベテラン陣が見事に対応。ゼラーはバトラーに次ぐ20得点にチーム最多の8リバウンド、ラブは18得点5リバウンド1アシスト1スティールで勝利に貢献。バトラーは「K-Love(ラブの愛称)はいつだって勝利してきた。俺たちが勝っている限り、彼が不満を言うことはない」とラブの献身的な姿勢を称えていた。
2日を終えた時点で、ヒートはイースタン・カンファレンス7位の41勝37敗で、プレーイン・トーナメントを回避できる6位にいるブルックリン・ネッツ(42勝35敗)とのゲーム差を1.5へ縮めた。
一方のマブスは37勝41敗でウェスタン・カンファレンス11位。プレーインへ進出できる最終枠となる10位のオクラホマシティ・サンダー(38勝40敗)とのゲーム差が1.0に。『ESPN』によると、今年のオールスターでスターター枠に入ったドンチッチとカイリーがともに出場した試合でチームは4勝10敗。同メディアによると、NBAとABAが統合された1976-77シーズン以降、その年のオールスターに選ばれた2選手がともに出場した試合の戦績(最低10試合が条件)としては歴代ワーストだという。
ヒートとマブスはいずれも残り4試合。ヒートはイースト6位を目指し、マブスはプレーイン参戦をかけて、それぞれ負けられない戦いが続いていく。
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