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4月25日(現地時間24日、日付は以下同)。NBAは2022-23レギュラーシーズンの最優秀躍進選手賞(Most Improved Player/MIP)に、ユタ・ジャズのラウリ・マルッカネンが選ばれたことを発表した。
100名のスポーツライターと放送関係者たちによる投票で、1位票が5ポイント、2位票が3ポイント、3位票は1ポイントが換算され、マルッカネンは1位票69で計430ポイントを獲得。先日公開された最終候補に名を連ねたオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが1位票24を含む計289ポイントで2位、ニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソンが1位票4を含む計91ポイントで3位に入った。
フィンランド出身のマルッカネンは、昨年の「FIBAユーロバスケット2022」に出場して平均27.9得点8.1リバウンド2.4アシスト1.6スティールの大暴れを見せ、大会7位へ導く殊勲者に。
そして昨年9月のトレードでクリーブランド・キャバリアーズからジャズへ移籍した213センチ108キロのフォワードは、ジャズのトップスコアラーとして66試合の出場で平均34.4分25.6得点8.6リバウンド1.9アシストにフィールドゴール成功率49.9パーセント、3ポイントシュート成功率39.1パーセント(平均3.0本成功)、フリースロー成功率87.5パーセントを残した。
ジャズはウェスタン・カンファレンス12位の37勝45敗に終わったものの、昨夏ロスターへ大幅なメスを入れたチームは、レギュラーシーズン終盤までプレーイン・トーナメント進出争いを繰り広げるなど大健闘を見せた。
その中心として活躍したマルッカネンは、キャブズに在籍していた昨シーズン(平均14.8得点)から今シーズンはリーグ最多となる10.87得点も上乗せしたほか、平均得点にアシスト、フィールドゴール成功率、3ポイントシュート成功数(200本)、フリースロー成功率でいずれもキャリアハイを更新。
ジャズの選手がMIPに選出されたのはマルッカネンが初で、今シーズンはフィンランド出身選手として史上初となるNBAオールスター出場も果たし、まさに自己最高のシーズンを送った。
なお、このアウォードの投票では、最終候補入りした3選手のほか、ブルックリン・ネッツのミケル・ブリッジズが1位票1の計33ポイント、同じくネッツのニコラス・クラクストンが計22ポイント、インディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートンが1位票1で計16ポイントと、6選手が2ケタのポイントを獲得している。
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