2023.04.03

2年ぶりのプレーオフ進出を決めたニックス、得点源ブランソンは「最高の気分だね」

ニックスで自己最高のシーズンを送るブランソン[写真]=Getty Images
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 4月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスはホームのマディソン・スクエア・ガーデンでワシントン・ウィザーズを118-109で下し、4連勝を飾った。

 現在、ニックスはオールスターフォワードのジュリアス・ランドルを左足首捻挫で欠き、RJ・バレットも体調不良で欠場も、この試合ではジェイレン・ブランソンが27得点8アシスト3スティール、クエンティン・グライムズが6本の3ポイントシュート成功を含む27得点に5アシスト、イマニュエル・クイックリーが22得点6リバウンド5アシスト3スティール、オビ・トッピンが21得点4アシスト2スティール、ミッチェル・ロビンソンが11リバウンド4アシスト2スティールを記録。

 この勝利で今シーズンの戦績をイースタン・カンファレンス5位の46勝33敗としたことで、ニックスは2年ぶり通算44度目のプレーオフ進出を決めた。

 このチームの指揮官へ就任して3シーズン目のトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は「素晴らしい成果だ。我々にとってゴールの1つだからね」と切り出すも、「いくつかあるうちの1つに過ぎない。次のステップへ進むための途中だ」と引き締めた。

 ニックスのレギュラーシーズンは残り3試合。4位のクリーブランド・キャバリアーズ(49勝30敗)と3.0ゲーム、6位のブルックリン・ネッツ(43勝35敗)とは2.5ゲーム離れていることから、16日からスタートするプレーオフのファーストラウンドではキャブズと対戦する可能性が高い。

 今シーズンからニックスへ加入し、見事な活躍を見せているブランソンは「最高の気分だね。このために戦っているんだから。競い合うチャンスが欲しいのさ。ここまでのシーズンは素晴らしいことになっている」と話していた。

 キャブズとは3.0ゲーム離れているとはいえ、今シーズンの直接対決では3勝1敗で勝ち越しているため、もしキャブズが残り3試合で全敗し、ニックスが3戦全勝して勝率が並べば、ニックスがプレーオフ1回戦でホームコート・アドバンテージを手にすることができるため、ニックスとしては残り3戦も勝利してポストシーズンを迎えたいところだ。

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