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4月25日(現地時間24日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツの次期ヘッドコーチ(HC)として、イメ・ユドーカが合意に達したと『ESPN』が報じた。
昨シーズン。ユドーカはボストン・セルティックスの指揮官としてチームをNBAファイナルへ導き、球団史上18度目の優勝まであと2勝に迫る快進撃を見せたものの、チームのポリシーに違反したことで、昨年9月23日にセルティックスから2022-23シーズンの活動停止処分を科されていた。
ロケッツはこの件について、リーグオフィスやセルティックスとともに調査を行ったうえで、ユドーカへ新たな指揮官の座を託すことをオファーしたという。
現在、ロケッツにはジェイレン・グリーンやケビン・ポーターJr.、アルペレン・シェングン、ジャバリ・スミスJr.といった若手選手たちがおり、スティーブン・サイラス前HCの後任としてユドーカが来シーズンから指揮を執ることになった。
今シーズンのロケッツは、ウェスタン・カンファレンス14位の22勝60敗(勝率26.8パーセント)。15位のサンアントニオ・スパーズと同率で、イースタン・カンファレンスならびにリーグワーストの17勝65敗(勝率20.7パーセント)に終わったデトロイト・ピストンズに次ぐ、リーグワースト2位タイの戦績に終わっていた。
ロケッツは今後5月17日にドラフトロッタリー(指名順位の抽選会)、そして6月23日のドラフトで上位指名権を獲得できるチャンスがあり、全体1位指名権を引き当てることになれば、ビクター・ウェンバンヤマという注目のビッグマンを指名することができる。
また、昨シーズンにセルティックスを指揮したユドーカは、ディフェンシブ・レーティングでリーグベストの106.2、オフェンシブ・レーティングでもリーグ9位の113.6という実績を残してきただけに、今シーズンに両部門でリーグワーストクラスに沈んだロケッツの立て直しに期待がかかる。
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