2023.05.05

圧倒的な爆発力を見せたウォリアーズがホーム第2戦を制す…八村は22分の出場で21得点を記録

この試合21得点を挙げた八村 [写真]＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　5月5日（現地時間4日）にチェイス・センターで「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス・セミファイナルが行われ、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズがゴールデンステイト・ウォリアーズとの第2戦に臨んだ。

　敵地で第2戦を迎えたレイカーズは、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・バンダービルト、アンソニー・デイビスら第1戦と同じメンバーが先発に名を連ねた。

　立ち上がり、レイカーズは相手に先制を許すもレブロンが3ポイントシュートを決め応戦、リードチェンジの展開が続く。第1クォーター中盤から出場した八村は、豪快なダンクを決めると、終盤には2本の3ポイントシュートを決めリードを奪う。ウォリアーズのケボン・ルーニーに3ポイントシュートや合わせのダンクを許しながらも、レブロンの14得点の活躍などもあり、レイカーズが33ー26とリードして第1クォーターを終える。

　第2クォーターはウォリアーズに試合の主導権を握られる展開。開始早々にルーニーのフックシュートやドンテ・ディビンチェンゾ、クレイ・トンプソンらの3ポイントが決まり、2ー10のランで逆転されてしまう。流れを変えたいレイカーズは、レブロンがドライブやショットクロックギリギリの3ポイントシュートを決め、八村も立て続けに3ポイントを沈めるなどして食らいつく。しかし終盤は相手の堅守を前に得点が止まり、56ー67と11点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

　前半を終えて、レブロンが21得点、ラッセルが6得点で続き、八村は14分の出場で14得点3ポイントシュート4／4を記録した。

前半4本の3ポイントシュートを決めた八村 [写真]＝Getty Images

　第3クォーター、序盤、レイカーズはレブロンのジャンプシュートやデイビスのインサイドで得点し一時点差を1ケタにするも、ウォリアーズの3ポイント攻勢を止められず、64ー82と再び点差を広げられてしまう。レイカーズはオースティン・リーブスの3ポイント、八村のダンクシュートなどで応戦するも、80ー110と30点ビハインドで最終クォーターへ。

8本の3ポイントシュートを決め試合を決定づけるクレイ・トンプソン[写真]＝Getty Images

　第4クォーター、後がないレイカーズだが、序盤にカリーに”4点プレー”を許しウォリアーズの流れは変わらない。中盤以降は両チームともにリザーブメンバーがコートに立ち、レイカーズはロニー・ウォーカー4世やトリスタン・トンプソンらが得点していく。しかし第2クォーター以降、圧倒的な爆発力を見せたウォリアーズが第2戦を98ー127で制し戦績を1勝1敗とした。