Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
5月15日(現地時間14日、日付は以下同)。「NBAプレーオフ2023」はイースタン・カンファレンス・セミファイナル第7戦が開催され、ボストン・セルティックスがホームのTDガーデンでフィラデルフィア・セブンティシクサーズを112-88で下し、4勝3敗で最終戦までもつれたシリーズを制した。
この日の結果により、今年のカンファレンス・ファイナルはセルティックスとマイアミ・ヒート、ウェスタン・カンファレンス・ファイナルはデンバー・ナゲッツとロサンゼルス・レイカーズという対戦カードに。
この4チームは3年前の2020年に新型コロナウイルスのパンデミックによってNBAのレギュラーシーズンが一時中断後、フロリダ州オーランドにあるバブル(隔離された施設)で開催された2020年のプレーオフで勝ち上がった4強であり、当時のカンファレンス決勝の再現となった。
興味深いのは、3年前にNBAファイナル進出をかけて競い合ったこの4チームの主軸が当時と変わっていないこと。セルティックスではジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマート、ヒートにはジミー・バトラー、バム・アデバヨが今もおり、ナゲッツもニコラ・ヨキッチとジャマール・マレー、そして2020年に球団史上17度目のチャンピオンとなったレイカーズはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが現在も主軸を務めており、今年のプレーオフでも主役となって勝ち上がりに貢献してきた。
ウェスト決勝はナゲッツのホーム、ボール・アリーナで17日から、イースト決勝はTDガーデンで18日からスタートする。カンファレンス決勝を制し、NBAファイナルという頂上決戦へ駒を進めるのはどちらのチームになるのか、この2シリーズの展開から目が離せない。