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5月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートによる「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス・ファイナルは、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターでシリーズ第3戦が行われた。
ヒート2連勝で迎えたこの試合は、バム・アデバヨが「みんなにとって、リムが海と同じくらい大きかった」と話したとおり、ヒートが最大33点差をつける圧勝劇となり、最終スコア128-102で勝利を収め、NBAファイナル進出に向けて王手をかけた。
この日は6本の長距離砲を沈めたゲイブ・ビンセントがゲームハイかつキャリアハイの29得点に3アシスト、ダンカン・ロビンソンが22得点4アシスト、ケイレブ・マーティンが18得点4アシスト、ジミー・バトラーが16得点8リバウンド6アシスト2スティール、強烈なダンクを炸裂させたアデバヨが13得点、マックス・ストゥルースが10得点をマーク。
ヒートはレギュラーシーズン82試合でリーグワーストの平均109.5得点だったものの、この試合ではフィールドゴール成功率56.8パーセント(46/81)、3ポイントシュート成功率54.3パーセント(19/35)とショットが面白いように決まっていった。
A big Q2 (10pts) and Q4 (12pts) for Duncan tonight! pic.twitter.com/p0f1XFWbQC
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) May 22, 2023
そして第2クォーターに10得点、第4クォーターに12得点を奪ったロビンソンは、3ポイントシュート成功率71.4パーセントで7投中5本を成功。これでプレーオフ通算124本目となり、4シーズン在籍したレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)が保持していた123本を抜き、フランチャイズ史上最多成功数記録を塗り替えた。
ヒート在籍5年目のピュアシューターは、今シーズン終了時点でレギュラーシーズン通算825本の3ポイントシュートをヒット。ティム・ハーダウェイ(元ヒートほか/806本)を上回って球団史上最多成功数を更新しており、レギュラーシーズンとプレーオフの両方でヒート史上トップに浮上。
24日のシリーズ第4戦でもセルティックスに勝利できれば、ヒートは2020年以来、通算7度目のNBAファイナル進出となる。
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