2023.06.10

アシストが冴え渡るジャマール・マレー…自身初のファイナルでNBA史に残る活躍

ファイナルで記録的な活躍を続けるマレー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 6月10日(現地時間9日)に「NBAファイナル2023」第4戦が行われ、デンバー・ナゲッツがマイアミ・ヒートに108-95で勝利した。

 同試合では、アーロン・ゴードンがプレーオフでのキャリアハイとなる27得点を記録するなどしてチームをけん引したが、アシスト面ではジャマール・マレーがチームトップの12アシストをマークした。

 自身初となるファイナルの舞台において、アシストで存在感を示しているマレー。「ESPN Stats & Info」によると、同選手は「キャリア初のファイナル4試合すべてで10アシスト以上を記録した初めての選手」となり、過去を振り返っても3連続を達成した選手すらいないという。

 さらに、マレーはファイナル第4戦でターンオーバー0のまま、12アシストを記録。「NBA History」によると、ファイナルの試合でターンオーバー0のまま10アシスト以上を記録するのは、NBA史上5人目の快挙になるという。なお、過去の達成者は、ロバート・リード、マジック・ジョンソン、ダニー・エインジ、デレック・フィッシャーといった面々。

 好パフォーマンスによって、ナゲッツを悲願の優勝まであと1勝というところまで導いたマレー。果たしてマレーは、このままこのファイナルで記録に残る活躍を続けるのか。あるいは追い込まれたヒートの猛反撃により、抑え込まれてしまうのか。注目の第5戦は6月13日開催予定となっている。

BASKETBALLKING VIDEO