2023.06.13

ラプターズでドラフト外からオールスターとなったフレッド・バンブリートが制限なしFAへ

ラプターズのエースガードがFA戦線へ[写真]=Getty Images
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 6月13日(現地時間12日、日付は以下同)。トロント・ラプターズフレッド・バンブリートが来シーズンの契約(プレーヤーオプション)を破棄したと『ESPN』が報じた。

 バンブリートにとって、来シーズンは約2282万ドル(約31億7198万円)という高額年俸となっていたのだが、これを破棄したことにより、来月に制限なしフリーエージェント(FA)となる。

 これにより、バンブリートはフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェームズ・ハーデン(プレーヤーオプション)、ダラス・マーベリックスのカイリー・アービング(制限なしFA)らとともに今夏の注目FAの1人に。

 同メディアによると、バンブリートはラプターズと新たな契約を結ぶ可能性も残されており、NBA入りから7シーズンを過ごしたチームから退団することが決定したわけではないという。

 ドラフト外でラプターズの主軸へと上りつめたバンブリートは、2019年に球団史上初優勝へ大きく貢献し、昨シーズンはオールスターにも選出された185センチ89キロのポイントガード。今シーズンは69試合に出場し、平均36.7分19.3得点4.1リバウンド1.8スティールにキャリアハイの7.2アシストをマーク。

 なお、先日ラプターズはニック・ナースHC(ヘッドコーチ)の後任として、メンフィス・グリズリーズのアシスタントコーチ(AC)を務めるダルコ・ラヤコビッチの招へいに向けて契約をまとめている段階だと『ESPN』が報じている。