2023.06.22

ドラフト全体1位指名が濃厚なウェンバンヤマ「自分にものすごく高い期待を抱いている」

MLBヤンキースの始球式に臨んだウェンバンヤマ[写真]=Getty Images
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 6月23日(現地時間22日、日付は以下同)。ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで、「NBAドラフト2023」が開催される。

 NBAは世界最高のプロバスケットボールリーグであり、NBA入りを目指す若手選手たちにとって、ドラフト指名されることは永遠にレコードブックへその名を刻むこととなる。

 現行ルールでドラフト指名されるのは1巡目30名、2巡目30名の計60名のみ。今年のドラフトではサンアントニオ・スパーズが1巡目全体1位指名権を獲得しており、トップ5指名権を持つチームは2位から順にシャーロット・ホーネッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ヒューストン・ロケッツ、デトロイト・ピストンズ。

 そして全体1位指名が確実視されているのがフランスのメトロポリタン92でつい先日までプレーしていたビクター・ウェンバンヤマだ。19歳の新鋭は7フィート5インチ(約226センチ)の身長と8フィート(約244センチ)のウイングスパンを誇り、ガードのようなプレーが可能な有望株。

 21日に『Good Morning America』へ出演したウェンバンヤマは「自分に対してものすごく高い期待を抱いているんだ。だから僕には自分のゴールというものが見えている。それを妨げることはできないよ。別にそのことと向き合っていくのは難しいことじゃない」と自信をのぞかせていた。

 また、スパーズから全体1位指名されることが濃厚なビッグマンは22日に「僕はまだルーキーでさえない。僕は学びたい。できるだけ早くどうすれば勝てるかを学びたいんだ。無駄な時間なんてないからね。けど、今の時点では僕は何も知らない」とも話しており、NBAチームで即戦力となってルーキーシーズンから活躍することを掲げていた。

 ウェンバンヤマは21日にヤンキー・スタジアムへ姿を現し、MLB(メジャーリーグベースボール)のヤンキース対マリナーズ戦で始球式に臨むなど、メディアへの露出も増えている。23日のドラフト当日も、この男が世界中から注目されることになるだろう。

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