ドラフト1位最有力候補のビクター・ウェンバンヤマ…リーグ入りを前にナイキと正式契約を締結

ドラフトで1位指名が確実視されるウェンバンヤマ[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　開催まであと数日に迫った「NBAドラフト2023」において、全体1位指名がほぼ確実視されているビクター・ウェンバンヤマ。そんななか、オフシーズンを彩るビッグイベントを前に、ウェンバンヤマはナイキと正式契約を交わしたようだ。『ESPN』のニック・デパウラ氏が伝えている。

　同氏によると、ウェンバンヤマの契約は複数年にわたり、フットウェアとアパレルのスポンサー契約はリーグ入りしたあとも引き継がれるという。ウェンバンヤマは今シーズン、カスタムサイズの『Nike Zoom GT Run』を着用しており、今後も同シリーズの“ヘッドライナー”を務めると予想されている。

約240センチのウイングスパンを持つウェンバンヤマ（中央）[写真]=Getty Images

　現在、NBAの現役選手でナイキからシグネチャーシューズをリリースしているのは、レブロン・ジェームズ（ロサンゼルス・レイカーズ）、ケビン・デュラント（フェニックス・サンズ）、ヤニス・アデトクンボ（ミルウォーキー・バックス）などのそうそうたる顔ぶれ。ウェンバンヤマもこの面々と肩を並べ、ナイキにとって重要なアスリートになる可能性が示唆されている。

　先日開催されたLNB Pro A（フランスリーグ）の優勝決定戦にもメトロポリタンズ92の一員として出場し、22得点7リバウンドに加え、4ブロック2アシスト1スティールを記録したウェンバンヤマ。惜しくもチャンピオンの座は逃したが、鮮烈なパフォーマンスで母国でのプレーに1度終止符を打っている。

　リーグデビュー前からナイキに契約を持ちかけられるなど、そのポテンシャルに大きな期待が寄せられているウェンバンヤマ。現地6月22日に開催されるドラフトでは、ぜひとも評判どおりの1位指名でリーグ入りを果たしてもらいたい。

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