2023.09.16

マブス在籍2年目の今季、11という“特別な数字”でプレーするカイリー・アービング

今夏マブスと再契約を結んだカイリー[写真]=Getty Images
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 9月14日(現地時間13日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスのファンショップが、“IRVING 11”と刺繍されたユニフォームの映像をX(旧Twitter)へ投稿し、翌15日にはカイリー・アービング本人もXでリアクションを示した。

 これは、2023-24シーズンからカイリーが背番号11を着用してプレーすることで本格的に稼働していることになる。31歳のポイントガードにとって、11番は特別な数字。カイリー(Kyrie)の頭文字Kはアルファベットの11番目で、登録名(Kyrie Irving)も計11文字。

 また、2010-11シーズンにデューク大学でプレーした試合数は11で、NBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズから1巡目全体1位指名されたのも2011年のこと。

 キャブズ時代こそ背番号2を身にまとってプレーしていたが、その後所属したボストン・セルティックス、ブルックリン・ネッツでは11番を着用。さらに、カイリー本人によると、自身が生誕したのが1992年3月23日の“1時11分”だったことからも、特別な意味があると言えるだろう。

 今年2月7日に成立したトレードで、ネッツからマブスへ加入したカイリーは、ルカ・ドンチッチとのオールスターデュオを形成。その後チームは勝ち星を伸ばすには至らず、ウェスタン・カンファレンス11位の38勝44敗で昨シーズンを終えた。

 それでも、カイリーはマブスの一員として出場した20試合で平均38.2分27.0得点5.0リバウンド6.0アシスト1.3スティールにフィールドゴール成功率51.0パーセント、3ポイントシュート成功率39.2パーセント(平均2.9本成功)、フリースロー成功率94.7パーセントという好成績をマーク。

 もともと、マブスは6月末のルーキー入団会見で、昨シーズンに11番を着用していたティム・ハーダウェイJr.、2番を着用したカイリーの背番号が今シーズンから変更すると発表。ハーダウェイJr.は10番、新人センターのデレック・ライブリー二世が2番を着用し、カイリーが再契約を結べば11番を着用することになっていた。

 マブス在籍2年目、NBAキャリア13年目を迎えるカイリーは、今夏新たにANTA(アンタ)とのシューズ契約を締結。16日には同ブランドの「Shock Wave 5 Pro」を履いてプレーすると報じられているだけに、今シーズンは本人にとっても特別なシーズンとなりそうだ。

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