2023.08.28

ワールドカップデビューしたドンチッチ「国の代表としてプレーするのは特別なこと」

オフの期間にスロベニア代表としてプレーを続けるドンチッチ[写真]=fiba.com
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 スロベニア代表のキャプテンを務めるルカ・ドンチッチダラス・マーベリックス)は、8月26日に日本の沖縄アリーナで行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のベネズエラ代表戦でワールドカップデビューを飾った。

 24歳の大型ガード(201センチ104キロ)は、柔らかいタッチでレイアップやジャンパー、ステップバックスリーを決めつつ、チームメートたちのコーナースリーやゴール下のショットも演出し、37得点7リバウンド6アシスト2スティールをマークし、スロベニアを100-85の勝利へ導いた。

 マブスで主軸を務めつつ、ドンチッチは2021年に東京オリンピック、2022年は「FIBAユーロバスケット」、今年はワールドカップと、オフシーズンもフル稼働しているのだが、代表チームでプレーすることは自身にとって“特別”なようだ。

「どんな時でも代表チームでプレーできるなら僕はそうする。自分の国を代表することはいつだってモチベーションが高くなるんだ。(NBAの)シーズンで何が起ころうと関係ない。確かに、(昨シーズンに)プレーオフへ出場できなかったことはがっかりしたけど、自分の国の代表としてプレーするのは特別なことなんだ。心底そう思っている。それに、国を代表するというのは素晴らしいことさ」

 昨シーズンのマブスはウェスタン・カンファレンス11位の38勝44敗と低迷したことで、プレーオフ連続出場が3シーズンで途切れた。今シーズンにプレーオフ返り咲きを狙うチームで、ドンチッチは在籍2年目のカイリー・アービングとともにチームの主軸として重要な役割を務めることになる。

 ただ、それとは別に、生まれ育ったスロベニアへの思いは強く、ここ数年はオフに代表チームへ合流しており、国を代表する選手としても活躍している。

 ワールドカップ制覇を目指すスロベニアはグループFに入っており、28日にジョージア代表とのグループフェーズのファーストラウンド第2戦を迎える。

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