2023.10.10

キャリア21年目のレブロン・ジェームズがレイカーズの選手たちを圧倒する記録とは?

年末に39歳を迎えるレブロン[写真]=Getty Images
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 10月10日(現地時間9日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはプレシーズンゲーム2戦目を迎え、ネバダ州ラスベガスにあるTモバイル・アリーナでブルックリン・ネッツ戦へ臨んだ。

 この日レイカーズは、8日のプレシーズン初戦を欠場していたレブロン・ジェームズオースティン・リーブスがそろって先発出場。レブロンのNBAキャリア21年目が本格的に始動した。

 今シーズンのレイカーズには、レブロンとリーブスのほかにもアンソニー・デイビスディアンジェロ・ラッセル八村塁ジャレッド・バンダービルトクリスチャン・ウッド、ゲイブ・ビンセントといった選手たちが在籍しているのだが、NBAキャリア10年以上を誇るのはレブロンとデイビスのみ。

 ただ、レブロンはすでにプレーオフ通算1万1654分で歴代トップに立っており、レギュラーシーズン通算5万4093分と合わせて計6万5747分。キャリア12年目を迎えたデイビスが計2万4760分ということからも、この男がどれだけ多くの時間でコートに立ってきたかが分かる。

 レブロンの計6万5747分という合計出場時間は、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)が保持する計6万6297分に次いでNBA歴代2位。両者の差は550分のため、長期離脱がない限り、今シーズン中にレブロンが歴代トップに浮上することは確実だろう。

 6日に『NBA.com』へ公開された記事では、レブロンが残してきた出場時間のすごさを表すスタッツが掲載されていた。今シーズンのレイカーズで、レブロンを除くキャリア2年目以降の選手は計12選手。この12選手のレギュラーシーズン、プレーオフにおける通算出場時間は計6万2811分のため、レブロンは12選手の合計出場時間を1人で上回っていることとなる。

 レブロンは年末に39歳を迎えるだけに、今シーズンはレギュラーシーズン期間中に酷使せず、プレーオフへ向けて温存しておきたいというのがフロントの狙いだろう。

 レブロンとレイカーズでキャリア2年目以降の12選手たちの合計出場時間数は下記のとおり。
※左から順にレギュラーシーズン、プレーオフ、合計出場時間

レイカーズのロスターが記録するキャリア合計出場時間

レブロン・ジェームズ:5万4093分+1万1654分=計6万5747分
アンソニー・デイビス:2万2709分+2050分=計2万4760分
ディアンジェロ・ラッセル:1万4781分+817分=計1万5598分
トーリアン・プリンス:1万128分+352分=計1万480分
クリスチャン・ウッド:6986分+0分=6986分
八村塁:5650分+561分=計6211分
ジャレッド・バンダービルト:5013分+381分=計5394分
ゲイブ・ビンセント:4086分+1109分=計5195分
キャメロン・レディッシュ:4303分+92分=計4395分
ジャクソン・ヘイズ:4052分+83分=計4135分
オースティン・リーブス:3261分+579分=計3840分
マックス・クリスティ:512分+33分=計545分
スコッティ・ピペンJr.:32分+0分=32分

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