2023.10.06

「酷いものだった」…レブロンが笑みを見せて八村塁とのワークアウトを回想「大好きだ」

今夏レブロンとのワークアウトをこなした八村[写真]=Getty Images
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 10月6日(現地時間5日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズレブロン・ジェームズが練習後にメディアからの質問に応じた。そこでキャリア21年目を迎えた38歳の大ベテランは、8日に敵地チェイス・センターで開催されるゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレシーズンゲーム初戦は欠場すると明かした。

「プレシーズンは6試合ある。だからそのうち少なくとも半分は出場できるといいね。でもどうだろうね。ベイ(エリア)の土曜日の試合でプレーしないのは確かだ。でもそのあとはそのうち分かるさ」

 12月末に39歳を迎えるレブロンは、今シーズンのNBAで最年長選手となった。昨シーズンは右足のケガなどもあってレギュラーシーズン82試合のうち55試合の出場に終わっていたため、長丁場のシーズンに向けてコーチ陣やフロントが慎重な構えを見せるのは当然だろう。

 もっとも、ダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は5日に「彼は100パーセントの健康体だ。まるで3、4年目のレブロンのように見える」と、レブロンのコンディションを絶賛していた。

 そのレブロンは、今夏レイカーズと再契約を結んだ八村塁とオフシーズンの多くの時間でワークアウトをともにした。これまでのキャリアで、ここまで長い時間を過ごしたのは「塁だけだ」とコメント。

 そして夏の間に八村と励んだワークアウトについて聞かれて、レブロンは「酷いものだった。(八村を指さして)コイツは人生のなかで一緒にワークアウトをしてきたなかで最悪なヤツさ。本当にね」と時折笑みを見せながら語り、記者たちへ振り向いて小声で「大好きなんだ」と話していた。

 両選手は練習中や5対5でもマッチアップするなど、トレーニングキャンプが始まってからも良好な関係を築いており、まさに“師弟関係”にあると言えるだろう。

 この夏、レブロンという歴代最高級のスーパースターと多くの時間を過ごした八村は「もっとリムへアタックするようにトライしています」と話していることから、今シーズンは自慢のミッドレンジゲームに加えて積極果敢に攻め立てる八村のプレーを見ることができそうだ。

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