2023.10.20

元ブレイザーズ指揮官として今オフにバックスのACとなったテリー・ストッツが辞任

バックスから離脱と報じられたストッツ[写真]=Getty Images
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 10月20日(現地時間19日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスのエイドリアン・グリフィンHC(ヘッドコーチ)が、アシスタントコーチ(AC)としてバックスのコーチングスタッフ入りしていたテリー・ストッツが辞任したことを認めた。

 現地メディア『The Athletic』によると、グリフィンHCとストッツの関係は強固なものではなく、オクラホマシティ・サンダーとのプレシーズンゲームが行われた18日のシュートアラウンドでちょっとした事件があり、その日を機にストッツがチームを離れたという。

 65歳のストッツは、1990年代中盤からNBAチームのACを務め、2000年代にアトランタ・ホークス、バックスで指揮を執ってきた。2012-13から2020-21までの9シーズンはポートランド・トレイルブレイザーズの指揮官を務めており、2014年から2021年にかけては8年連続でプレーオフへ導いてきた。

 ブレイザーズでストッツHCの下で9シーズンをプレーし、今オフのトレードでバックス入りしたデイミアン・リラードは、ストッツとはブレイザーズの指揮官退任後もコンスタントに連絡を取っていた仲だと口にしつつ、今回の件についてこう話していた。

「どこからともなくやって来るようなものなんだ。俺は長い間このリーグにいるから、こういった出来事が起こることもよく分かっている。彼がいなくなったことは残念だけど、すべては前へと進んでいく」

 バックスは21日にメンフィス・グリズリーズとのプレシーズンゲーム最終戦をこなし、27日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でレギュラーシーズンが幕を開ける。

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