2023.11.05

サンズ、デュラント31得点も3連敗…渡邊は2試合ぶり3Pとリバウンドで躍動

バスケ情報専門サイト

 11月5日(現地時間4日)、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズが敵地に赴きフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦した。

 サンアントニオ・スパーズに連敗を喫し、白星から遠ざかっているサンズ。この日は、3日のスパーズ戦で戦線復帰を果たしたデビン・ブッカーが再び欠場となり、グレイソン・アレン、ケイタ・ベイツ・ジョップ、ケビン・デュラントユスフ・ヌルキッチエリック・ゴードンが先発に名を連ねた。

 試合開始からゴードンを中心に得点を重ねていくサンズだが、ディアンソニー・メルトンのブロックを喰らうなどシクサーズのディフェンスに苦しめられ、拮抗した試合展開に。同クォーター残り6分8秒、同点の状況で登場した渡邊はリバウンドで貢献したが、24-25と1点ビハインドで第1クォーターを終える。

 続く第2クォーター、渡邊は開始から登場し立て続けに3ポイントシュートを狙っていくもリングに嫌われてしまう。2本のリバウンドで存在感を見せるも、得点機会には恵まれず同クォーター開始5分40秒でベンチに戻った。その後、劣勢に回るサンズは渡邊と交代したヌルキッチがダンクシュートを叩き込むも、45-52とその差を7点に拡大され、前半を終える。

第3クォーターで豪快なダンクを叩き込んだサンズのオコーギー[写真]=Getty Images

 迎えた第3クォーターは、デュラント、ジョシュ・オコーギーが豪快なダンクを叩き込み巻き返しを図る。しかし、シクサーズのジョエル・エンビードが3ポイントを中心に大量得点。渡邊の出場はなく、サンズは75-80で最終クォーターへ。

 ここまで得点に恵まれていない渡邊は、第4クォーター開始から再びコートに立つ。3ポイントシュートを放つなど積極的にオフェンスに絡むと、試合残り8分9秒でファウルを獲得。フリースロー2本を確実に沈めてこの日初得点に成功した。その後、残り4分16秒にはゴードンのアシストから2試合ぶりの3ポイントシュートを決める。

 フリースローを中心に得点し猛追を見せたサンズだったが、シクサーズのトバイアス・ハリスフルカン・コルクマズらの得点を抑えることができず100-112で敗戦した。サンズは、デュラントが31得点8リバウンド、ゴードンが13得点3アシストをマークするも3連敗を喫している。

 渡邊は約22分のプレータイムで5得点5リバウンド1スティールを記録。フリースロー以外の得点は3ポイント1本に留まったが、リバウンドでチームに貢献した。

■試合結果
フェニックス・サンズ 100-112 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
PHX|24|21|20|25|=100
PHI|25|27|28|32|=112

渡邊 雄太の関連記事