Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
11月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージがホスト役を務めるポッドキャスト番組“Podcast P with Paul George”の最新エピソードが公開された。
今回ゲストとして出演したのは、ヒューストン・ロケッツのアルペレン・シェングン。トルコ出身のビッグマン(211センチ106キロ)は、キャリア3年目となった今シーズンに平均32.8分20.2得点9.1リバウンド5.6アシスト、フィールドゴール成功率56.7パーセントと、自己最高のシーズンを送っている。
昨シーズンまで3シーズン連続で勝率3割未満に低迷していたロケッツは、フレッド・バンブリートやディロン・ブルックス、ジェフ・グリーンら新加入のベテラン組の活躍もあり、28日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス7位の8勝6敗と躍進を遂げている。
ただ、ロケッツ躍進の要因は選手たちの活躍だけで語ることはできない。今シーズンから指揮官へ就任したイメ・ユドーカHC(ヘッドコーチ)の存在も大きいからだ。
番組内で、21歳の若手ビッグマンはユドーカHC(46歳)について「彼はコート内外で最高なんだ」と切り出し、こう語っていた。
「彼はすごく年上ってわけじゃない。若いんだ。まるでまだ選手かのように振る舞っているよ。僕にとって最も大きいのは、彼がものすごくプロフェッショナルだということかな。それに彼はコート外で僕らが何をしようとしているかを分かっていて、楽しんでいるし、一緒に笑うんだ。けどなによりもすごいのは彼のプロ意識だね。たくさんのことをもたらしてくれる」
昨シーズンのロケッツは、オフェンシブ・レーティングでリーグ27位の110.5、ディフェンシブ・レーティングで同29位の118.6と、いずれもリーグワーストクラスだった。
ところが、ユドーカHCが指揮を執る今シーズンはオフェンシブ・レーティングが同21位の111.9、ディフェンシブ・レーティングは堂々リーグトップの106.8と、劇的な変化を見せている。
レギュラーシーズンはまだまだ続くため、ロケッツがプレーオフあるいはプレーイン・トーナメントへ出場できると決まったわけではない。それでも、「NBAインシーズン・トーナメント」のグループステージ最終戦となる29日のダラス・マーベリックス戦で勝利すれば、準々決勝へ進出できる可能性が残されているだけに、シェングンが所属するロケッツの戦いぶりに注目していきたいところだ。
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