2023.12.02

渡邊雄太は今季初の“出番なし”…サンズ2選手が30点超も王者ナゲッツに敗れ2連敗

シーズンハイの31得点をマークしたサンズのヌルキッチ[写真]=Getty Images
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 12月2日(現地時間1日)、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズがホームでデンバー・ナゲッツと対戦した。

 11月30日のトロント・ラプターズ戦に敗れ、連勝が「7」でストップしたサンズ。この日は、デビン・ブッカーが右足首の捻挫で欠場、ブラッドリー・ビール、デイミオン・リーもインジュアリーリストに登録された。主力を欠くなかケビン・デュラントユスフ・ヌルキッチグレイソン・アレンエリック・ゴードン、ケイタ・ベイツ ジョップの5人が先発を務めた。

 第1クォーター序盤、ヌルキッチを中心に得点を重ね互角の戦いを見せたサンズ。しかし、ナゲッツのニコラ・ヨキッチレジー・ジャクソンらに何度も得点の機会を与えてしまい30-41で最初の12分間を終える。第2クォーターは、ゴードンが3ポイント、ヌルキッチがダンクに成功するが、すぐさまナゲッツに得点を返され勢いに乗ることができず。63-70と7点ビハインドで前半を終えた。

 迎えた第3クォーターも、戦況が変わらない時間帯が長く続いたが、同クォーター後半に差し掛かるとヌルキッチが大爆発。連続得点に成功すると次第にナゲッツの得点も止まり、一気に点差を詰めていった。逆転とはならなかったものの、91-94で勝負の最終クォーターへと向かった。

 流れを引き寄せるサンズは、アレンの3ポイントで第4クォーターの先制に成功。94-94の同点に持ち込むと、その後は一進一退の攻防が続いた。終盤に差し掛かりデュラント、ヌルキッチがフリースローを獲得するも、試合残り1分55秒で3点ビハインドと劣勢に。再逆転を狙うもナゲッツに得点を決められると、点差はさらに広がり111-119で敗戦した。

 サンズは、ヌルキッチがシーズンハイの31得点、デュラントが30得点をマークし2選手が30得点超え。そのほか、ゴードンが16得点4リバウンド、アレンが13得点9リバウンドを記録するも2連敗を喫した。

 なお、渡邊は今シーズン初めて負傷情報等なく出番がなかった。11月19日のピックアップゲームで左大腿四頭筋を負傷し4試合を欠場していた渡邊は、11月27日のニューヨーク・ニックス戦で復帰。その後2試合に出場し、この日もロスター入りしていたもののプレータイムを得ることができなかった。

■試合結果
フェニックス・サンズ 111-119 デンバー・ナゲッツ
PHX|30|33|28|20|=111
DEN|41|29|24|25|=119

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