Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
NBA 2023−24シーズンの開幕を前に、「NBA 2K」シリーズの最新作、『NBA 2K24』に注目が集まっている。今シリーズは、NBAのレジェンドである故コービー・ブライアント氏(元ロサンゼルス・レイカーズ)をカバーアスリートに採用。「NBA 2K」シリーズ25周年というマイルストーンを刻むシーズンに相応しいスペシャルな一作となっている。
新たな機能として、実際のNBA映像を直接ゲームに変換する「ProPLAY™」技術の導入や、コービーが駆け登ったスターダムへの軌跡を追体験できる「マンバモーメント™」モードなども搭載。次世代機に対応したクロスプレイ機能も導入され、リアリズムと競技性の向上が追求されている。
まずはゲームを楽しむ前に、今夏の男子日本代表の活躍によって大いに盛り上がった日本のバスケ界。お三方に、身の回りでの変化についてうかがった。
文=入江美紀雄
写真=兼子愼一郎
――ここに来て、日本のバスケットボール界が大変盛り上がっていると言われています。実感することはありますか?
副島 これまでバスケのことで連絡してこなかった昔からの友達が連絡をくれて、「Bリーグ見に行きたいんだけど、なんとかならない?」と。今、全然チケットが取れないらしくて、正直「俺もチケット取れないから同じだよ!」って(笑)。だから、「一緒に頑張ろう」と言っているんですけど、日本のバスケが盛り上がっているんだなというのを痛感しています。
――「日本代表、やるねえ!」と話されている人はいましたか?
JUNJUN 自分の周りにもバスケを見て「ハマったんだよね」という人が結構いて、盛り上がりを感じています。また、昨年末の公開された『SLAM DUNK』の映画も大きかったかなと。昔は日本のバスケを見る機会があまりなかったのですが、今はいろんな方法でバスケが見られるので、Jリーグとかプロ野球に負けないぐらい盛り上がってくれればと思います。
――9月に中国で開幕したアジア競技大会では女子代表が活躍しました。
髙田 アジア競技大会については地上波でも放送されていたこともあって、大会が行われる前と行われている最中、そして終わってから、「アジア大会見たよ!」と、たくさんの方に声をかけていただいています。バスケをいろんなチャンネル・媒体で取り上げていただいて、多くの人に知ってもらうことで、自分自身も声をかけてもらうことが増えたので、「すごく広がっているな」ということを実感しています。テレビのスポーツニュースでもバスケを取り上げられる時間も長くなっていると感じているので、そういった意味では「バスケが今熱いな」と感じています。
――地上波のスポーツニュースだけでなく、朝のワイドショーでも取り上げられることが増えました。
副島 以前からすれば、ちょっと考えられないですよね。
JUNJUN そこでネタバレしちゃうこともありますからね(笑)。あとで試合の模様を見ようと思っていたのに、テレビや電車内で流れるネットニュースで結果を知っちゃうこともあって。「俺まだ見てないのに! もう知っちゃったよここで!」みたいなことも結構あって、昔からすれば考えられないですよ。
副島 うらやましいですけどね、正直。僕たちが学生時代に部活でバスケをしていた時はまあなかったですからね。だからすごくいいなあ、うらやましいなあと率直に思います。
副島 女子代表の試合と変わらず(トムさんは)めっちゃ吠えてましたたもんね。「言い訳!」って、ガッツリ抜かれていたし(笑)。そこはもう変わらないなって。
髙田 勝ちたい欲が強い方なので、その思いが抑えきれなかったんだと思います。
――それでは『NBA 2K24』について話していきたいと思います。まず、プレーしてみて、率直な感想からお願いします。
副島 JUNJUNさんにアドバイスしてもらったのですが、スクリーンのかけ方一つにしても、しっかりかけないとすぐ抜けられてしまって、ディテールまでこだわっているなと思いました。だからやり込んだら楽しいなあと感じました。ただ、自分のプレーヤーがどうしてもディフェンスでサボってしまう(笑)。これは修正しないと。
――それ以外にはいかがですか?
副島 想像以上に映像美がすごくて、クリアできれいですね。センタージャンプのシーンでは本当の映像なのかと思いました。想像をはるかに超えるきれいさですね。
髙田 私も映像がきれいな点が印象的でした。それもあり、画面でのプレーがリアルなので、本当に美しいなと感じました。正直、操作に難しい面もあるのですけど、あとはどれだけ自分がハマりにいけるかだと思います。
――実際のバスケに活きる部分もありそうですね?
髙田 あると思います。プレーの指示が出せたり、フォーメーションのように動かせたりするになれば、さらに活用できると思います。「こういうプレーはどうかな」と試してみると、ディフェンスのときに動いてくれるし、オフェンスでは「このようにスクリーンをかけるとノーマークになれるな」というプレーもできるし、操作に慣れてくればくるほど、実際のプレーに活かせるなと。新しい発見ではないですが、ゲームから学ぶこともできるのではないかと思います。
副島 設定に「疲労」がありますよね? あれは疲れがかさむとプレーに影響するんですか?
JUNJUN もちろん、動きが遅くなります。ケガもありますからね。
副島 ケガも⁉
JUNJUN ロスターも、シーズン中に移籍があるとすぐに更新されるんで、常に最新のチーム構成でプレーできます。あと、選手の活躍次第でメーターが上がったり下がったりと、パフォーマンスも変わります。本当に常に更新が行われているので、リアルを追求しすぎだろと(笑)。チームのマスコットの描写ですらこだわってますからね。
副島 コービーって「バスケにすべてを捧げた人」じゃないですか。本当にストイックで、リスペクトしかないですけど、一緒のチームにいたら怖いよね(笑)。ミスしたら圧やばそうだなって。一緒のチームでプレーできるなんて想像の世界だけですけど、できたらバスケ止めちゃうんじゃないかなって。でも、コービーのすごいところって、チームメート以上に自分に厳しいところ。マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とはまた違ったカリスマ性を持っていると思いますね。
JUNJUN 僕はキャリアのラストゲーム、2016年4月13日のユタ・ジャズ戦ですね。コービーはこの試合で60点をマークするんですが、信じられますか?
――皆さんにあげていただいたシーンが再現されているのか? ぜひご自分で確認していただければと思います。次に紹介するのが、自分の好きな選手を選んでプレーを楽しめる「マイチーム」です。
JUNJUN 僕はビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)をチョイスしました。ドラフトされる前から規格外すぎて楽しみなルーキー! ただ僕はNBA歴代最強はシャック(シャキール・オニール/元レイカーズほか)だと思っているので、シャックとウェンバンヤマのマッチアップを試してみたいです。
副島 すごい夢の対決だ!
JUNJUN 夢の対決ですよ。多分吹っ飛ばされて終わると思いますけど(笑)。
副島 僕は選んでいたら楽しくなって2チーム作ってしまいました(笑)。最初のチームが、PGにジェイソン・キッド(元ニュージャジー・ネッツほか)、SGにコービー、SFがジョーダン、PFがティム・ダンカン(元スパーズ)、そしてCがシャック。ちょっと往年のチームです。対戦するの最近のレジェンドたちで、PGがステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、SGにレブロン(・ジェームズ/レイカーズ)、SFにケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、PFにヤニス(・アデトクンボ/ミルウォーキー・バックス)、そしてCがニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)。これを考えるのがめっちゃ楽しかったですね。
――続いて、髙田さんと副島さんが初心者ということで、初心者の方におすすめのモードをやってもらいます。「NBA 2K」シリーズを初めてプレーする方は、PLAY NOWの「2KU」モードで操作の練習をするのがおすすめです。
JUNJUN 2KUモードで練習して、操作や動き方を覚えてから、クイックマッチに進むのがいいと思います。最初はうまくできずにやられるかもしれませんが、それはどんなゲームでも同じだと思うので、ゲームをしていくうちにどんどん覚えられると思います。色々できるようになれば、それがまた楽しいんです。
(2KUモードでしばし練習後)
副島 ダンク気持ちいい〜!
髙田 2KUモードはハマりますね。実際に自分ではできないダンクに挑戦できるし、3ポイントシュートも決まると気持ちがいいですね。
――JUNJUNさんは始めたころはどうやって練習されていたんですか?
JUNJUN ひたすらクイックマッチでしたね。NBA 2Kが圧倒的にリアルすぎて、衝撃を受けました。学生当時、2Kの動きをバスケ部の練習のときにマネしていたぐらいですもの。
――副島さんと高田さんが初心者だからこそおすすめしたい、「NBA 2K」のポイントとは何ですか? そして、自分が今後やり込むならどのモードがいいでしょうか?
副島 「NBA 2K」がウリにしているのはNBAを舞台にしているところだと思います。ゲーム上で現実世界に近いレベルでプレーできるので、実際に日本でプレーしている子どもたちにとって次元の違うプレーをリアルに体験できるというのは夢が広がります。そうやって小さいころからNBAの世界に触れられるので、NBAを目指そうという子も増えるのではないでしょうか。ただ自分がやり込むとしたら「マイチーム」かな? 面白いですよね、自分で好きな選手を選べるので。
JUNJUN 往年のNBAファンは「マイチーム」にどっぷりハマっちゃいますよね。
副島 ハマりますね。自分が学生のころ一番熱中してた時代、ジョーダンが全盛期だったころの選手をこねくり回して作りたいなと思います。
髙田 私はやるとしたら「2KU」ですね(笑)。実際にクイックマッチをするとしてもいいプレーがしたいので、そのためにはまず練習しなきゃいけないなと思います。現在、八村塁選手(レイカーズ)と渡邊雄太選手(サンズ)と日本人2人がNBAでプレーしているので、ゲームでマッチアップさせるところからバスケットボールに興味を持ってもらうのはありだと思います。そういうところから入っていくと、もっといろんな映像もありますし、例えばコービーのこともたくさん知ることもできるので、入り口としてそういうのは面白いかなと思いました。
JUNJUN 「NBA 2K」シリーズはリモートでもできるのですが、今はリアルに友達とプレーするのもいいですね。やっぱり楽しい。
副島 俺もやるならJUNJUNさんと一緒がいいな。
髙田 分かります。できなくてもアドバイスがもらえるのが楽しいです(笑)。
副島 BリーグやWリーグの選手を集めて、ゲーム大会を開くのも面白いですね。日本のバスケのファンも増えているので、推しの選手がゲームをしているところを見ることをきっかけに、『NBA 2K24』を始めることもいいと思います。
髙田 チームで対抗戦ができたら面白そうですね。ぜひ企画してください。
『NBA 2K24』はPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに発売中です。
詳細はこちら:https://nba2k.jp/
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